習近平総書記、馬英九氏一行と会談

出所:https://japanese.cri.cn | | 発表時間:2024-04-11

 習近平中国共産党中央委員会総書記は10日午後、北京で馬英九氏一行と会談しました。

 習総書記は、「両岸同胞は同じ中華民族に属している。中華民族が歩んできた道のりには海峡両岸の不可分の歴史が書かれており、両岸同胞の血でつながれた史実が刻まれている」と述べました。

 また、両岸同胞はみな中国人で、ほどけない心の結び目も、話し合えない問題も、われわれを引き離せる勢力もないと述べ、「海峡の距離は両岸同胞の家族の固い絆を切り離すことはできず、制度の違いは両岸が一つの国、一つの民族に属するという客観的事実を変えることはできず、外部の干渉は家族と国の団らんという歴史の大きな流れを阻むことはできない。両岸同胞は何代にもわたって、脈々と受け継がれ、心と手をつなぎ、互いに見守り助け合ってきた」と強調しました。

 さらに、「われわれは両岸関係の大局を中華民族全体の利益と長期的発展の見地から把握する必要がある」と述べた上で、「中華民族の共同の居場所を断固として守ること」「共同で中華民族の末永い幸福を揺るぎなく築いていくこと」「中華民族共同体の意識を強固なものにしていくこと」「中華民族の偉大な復興をしっかりと実現していくこと」と、四つの面から強調しました。

 習総書記は、「3日に花蓮県の海域で発生したマグニチュード7.3の地震で、死傷者や物的損害が発生した」と述べ、犠牲になった同胞を悼み、被災地の人々にお見舞いの意を表しました。

 馬英九氏は「『92コンセンサス』を堅持し、『台湾独立』に反対することは両岸関係が平和的に発展する上での共通の政治的基盤だ」とした上で、「両岸の人民は同じ中華民族であり、いずれも中華民族の祖といわれる炎帝と黄帝の子孫であって、深く交流し協力していくべきだ。共に中華文化を継承し、両岸同胞の幸福を増進し、手を携えて前進し、中華の振興に力を入れなければならない」と述べました。参加した台湾青年代表も発言しました。


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