習主席 新興分野の戦略能力を全面向上させるため責任感を強化し、改革と革新を深める

　習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は7日午後、第14期全国人民代表大会（全人代）第2回会議での中国人民解放軍と武装警察部隊代表団の全体会議に出席して、「新興分野における戦略能力は国の戦略体系と能力の重要な構成部分だ。国の経済社会の質の高い発展と、国家安全と軍事闘争の主導権に関わっており、中国式現代化による強国建設と民族復興の偉業にとって、重要な意義を持つ。使命に対する責任意識を強化し、改革と革新を深め、新興分野における戦略能力を全面的に向上させねばならない」と強調しました。

　習主席は6人の代表の発言を真剣に聴取しながら、互いに交流しました。習主席はその後、新興分野における能力向上についての要求提起をめぐり、重要な談話を発表しました。習主席は、「われわれは中国共産党第18回全国代表大会以降、戦略に関する新興産業と新型の作戦能力を統一して進歩させて一連の重要な成果を収めた。中国共産党第20回全国代表大会以降、党中央は質の高い発展を推進する全局を出発点として、新たな質の生産力の発展を加速することを明確に打ち出した。この動きは新興分野における戦略能力建設に得難いチャンスをもたらした」と指摘しました。

　習主席はまた、「発展の重点を際立たせ、新興分野における戦略能力建設に関連する戦略と計画の実現に力を入れる。新興分野の改革を、改革開放の一層の全面深化の重点の一つとして際立たせ、自主自強、開放と融合、活気溢れる革新生態を構築し、新興分野における戦略能力建設をよりよく推進する」と強調しました。