経済の質の高い発展と生態環境の高いレベルの保護を調和を取りながら推し進め

出所:「光明日報」(2018年6月21日) | 著者:秦尊文 路洪衛 | 発表時間:2018-08-01

  党の第18期代表大会以来、習近平同志を核心とする党中央はエコ文明建設を際立たせ、経済建設、政治建設、文化建設、社会建設の各方面と全過程を融け込んで、どうしてエコ文明を建設するか、どんなエコ文明を建設するか、どのようにエコ文明を建設かという重大な理論と実践問題を深く答えて、一連の新しい理念、新しい思想、新しい戦略をうち出し、習近平のエコ文明思想を形成し、習近平の新時代の中国の特色の社会主義思想の重要な構成部分となった。エコ文明を建設し、美しい中国を建設して、質のより高く、効率のより良く、より公平で、更に持続可能な発展を実現するには、必ず習近平のエコ文明思想を突っ込んで学び、徹底的に実行しなければならない。

  1.グリーン発展は質の高い現代化経済体系を築き上げるための必然的な要求である

  改革開放40年来、我が国の経済社会の発展は大きな成果を得て、世界経済成長への寄与率が30%を上回った。同時に、我が国の資源の制約が日増しに逼迫して、環境の受容能力は上限に近づき、諸要素の低コストの粗放型、低効率の成長モデルが続け難くなった。習近平総書記は全国の生態環境保護大会で次のように強調し、我が国の経済はすでに急速な成長段階から質の高い発展段階に転換し、いくつかの通常、突破すべき難関と超難関を克服しなければなない。われわれは必ず歯を食いしばって、この坂を乗り越え、峠を越えなければならない。

  生態環境は党の使命・趣旨にかかわる重大な政治問題である。習近平総書記は全国生態環境保護大会で指摘したように、「汚染の予防・対策の堅塁攻略戦をしっかり行うことは、時間が緊迫し、任務が重く、非常に難しくて、大きな戦い、難しい戦い、苦しみの戦いであり、必ず党の指導を強化しなければならない。各地の各部門は「4つの意識」を強め、断固として党中央の権威と集中・統一の指導を擁護し、断固としてエコ文明建設の政治責任を担う」。習近平総書記は何度も生態環境保護の中の指導幹部の重要な役割を強調し、「生態環境保護がじっかりと実現させることができるかどうかは、そのキーポイントは指導幹部にあり」、「生態環境を損なった責任のある導幹部に対して、必ず責任を厳しく追及しなければならない」。現在、中央環境保護監督・監察はすでに31の省区市の全面カバーを実現し、地方党委員会と政府の環境保護の主体的責任を着実に実行し、強い勢いで汚染企業を震撼させて、多くの大衆が関心を寄せる際立った環境問題を解決した。中国共産党の指導の下で、中国は世界のエコ文明建設の重要な参加者、貢献者と先導者となりつつある。

  グリーン発展は質の高い現代化経済体系を構築する必然的な要求であり、汚染問題を解決する根本的対策である。生態優先、グリーン発展の新しい道を確固として歩むことは、新しい時代の我が国の人民が素晴らし生活への差し迫った需要であり、経済社会の持続可能な発展の内在する要求である。より高い発展段階へ躍進する歴史的チャンスに直面して、世界の新たな科学技術革命と産業変革するチャンスと挑戦に直面して、習近平同志を核心とする党中央は歴史の発展法則に従って、人民の期待に順応して、政権党としての責任感を明らかに示して、エコ文明建設、グリーン発展を中華民族の永続発展にかかわる根本的な大計と見なして、美しい中国の建設は重要な一歩を踏み出した。党の第18期代表大会から、党中央は断固として汚染に対して宣戦し、次々と大気・水質・土壌汚染対策の三大行動計画を実施し、多くの重大な環境問題を解決し、重大な生態保護と修復工事が順調に進捗して、生態環境の整備は明らかに強化され、環境状況は著しく改善されて、「緑の山河が金山銀山だ」との理念は深く人々の心に深く入った。

  2.良好な生態環境は経済社会の持続的、健全な発展の支えとなる

  習近平のエコ文明思想はわが党の重大な理論と実践の革新する成果である。習近平のエコ文明思想を徹底的に実行するには、生態環境を損なう発展モデルをきっぱりと取り除き、一時一地方の経済成長と引き換えに生態環境を犠牲にするやり方を断固として捨てて、良好な生態環境を人民の生活の成長ポイントにし、経済社会の持続的、健全な発展の支えるポイントにして、我が国の素晴らしいイメージを表す発力ポイントとし、中華民族の永続発展のために保障を提供し、人類の現代化過程のために参照・参考にする。

  人と自然の調和的共生を堅持する。党の第19回代表大会の報告では次のように指摘し、「われわれが建設する現代化は人間と自然との調和的共生をはかる現代化であるため、より多くの物質的富と精神的富を創造して、日増しに増大する人民の素晴らしい生活への需要を満たす一方、きれいな水や空気などの優れた「生態製品」を提供して日増しに増大する人民の素晴らしい生態環境への需要をも満たすべきである」。質の高い発展が更に人民を中心とする発展を際立たせ、良好な生態環境は最も包摂的な民生・福祉であり、質の高い発展を推し進めることは、質と効率の向上をいっそう重視して、更に経済建設と社会建設、生態建設の協同発展をいっそう重視し、人民の獲得感、幸福感、安全感などにいっそう関心を寄せるべきである。生態が人民に恩恵をもたらし、生態が人民に実益を与え、生態が人民のためになることを堅持して、シンプルで節度のある、グリーンで低い炭素の生活様式を提唱し、生産システムと生活システムとの循環型連結を実現して、グリーン・低炭素・循環型発展に適した経済体系を充実させ、リーン発展を普遍的な形態になるよう努めて、人と自然の調和のとれた発展の現代化建設の新しい枠組みを形成する。

  「緑の山河は金山銀山だ」という理念を堅持する。良好な生態環境は質の高い発展に影響を及ぼす重要な要素と内生的変数のである。質のより高い発展を実現して、肝心なのは緑の山河と金山銀山の関係をうまく処理することで、これは持続可能な発展を実現する内在的要求であるだけでなく、社会主義現代化建設を推し進める重大な原則である。習近平総書記は次のように強調し、「生態環境を損ない、ひては破壊する発展モデルをきっぱりと捨てて」「生態環境の保護は生産力を保護し、生態環境の改善は生産力を発展させるだとの理念をしっかりと確立する」。質の高い発展段階へ邁進するには、必ず革新、調和、グリーン、開放、共有という発展理念を貫徹しなければならず、スピードのこだわりやルートの依存から抜け出して、資源を節約し、環境を保護する空間の枠組み、産業構造、生産様式、生活様式の形成を加速させ、自然生態に活力回復の空間と時間を残する。

  3.意識的に経済社会の発展とエコ文明の建設に包括的に取り組む。

  習近平総書記は全国生態環境保護大会で次のように指摘して、「意識的に経済社会の発展とエコ文明建設に包括的に取り組む」。われわれは習近平のエコ文明思想を導きとして、環境整備のレベルを不断に高め、エコ文明体系の構築を加速して、経済の質の高い発展と生態環境の高水準の保護を調和をとりながら推進する。したがって、重点的に以下の面から力を入れる。

  エコ文明体系の構築を加速する。富強・民主・文明・調和のとれた美しい社会主義現代化強国の奮闘目標をしっかりととらえて、質の高い発展を推進する要求に基づいて、党の指導と我が国の力を集中すれば大きな仕事を成し遂げられるという社会主義制度の政治的優位性を十分に発揮して、確固不動として生態優先、グリーン発展の新しい道を歩み、エコ文化体系、エコ経済体系、目標責任体系、エコ文明制度体系と生態安全体系を含むエコ文明体系の確立・十全化を加速させる。

  政府と市場の役割を十分に発揮する。生態環境保護の責任をしっかりと受け持つように力を入れて生態環境保護審査を産業パターン転換に対する厳しい拘束として、産業の構造調整に対する政府のマクロコントロールの的確度を高める。グリーン産業の発展方向と技術路線に対する市場による選択の決定的作用を発揮させ、投資と要素の投入を主導とする古き手段を徹底的に捨てて、革新駆動型発展戦略を全面的に実施し、旧式原動力を捨てることと新しい原動力育成の関係を正しくとらえ、環境保護を末端での退治から根源的対策、先端の革新へ転換させ、原動力の転換と見直しを迫り、既存の制造業をインテリジェント化、グリーン化とサービス型へ転換するよう推進する。グリーン産業体系の構築を加速させ、経済発展のグリーン的付加価値を高め、科学の発展、秩序のある発展、質の高い発展を実現し、新しい産業が強大になるよう、新しい業態、新しいモデルなどの新しい発展の原動力を育成して、内需拡大と生態環境改善の好循環を形成するよう推進する。

  主体機能区戦略を徹底的に実行する。全国が一丸となって行動する思想を樹立して、統一的に計画し各方面に配慮し、全体的に施策し、さまざまな措置を講じて推し進め、自然を尊重し、自然に順応し、自然を保護することを堅持し、資源環境の受容能力を絶対的な拘束条件として、質の高い発展の土台をしっかりと打ち立てる。国家主体機能区計画の要求に則って、全体計画と根気よく粘り強く取り組むこととの関係を正しくとらえ、確固不動として練り上げた構想を実施に移したら、実現するまでやり続け、着実に実施し、一歩ごとに陣地を固めるることである。主体機能区の関連政策を充実させて、生態保護効果と財政移転支出資金分配と連動の生態保護補償仕組みの十全化を加速させ、開発規制・開発禁止地域への財政移転支出の度合いを大きくし、各地が相違があるだが共同で質の高い発展の責任を引き受けるように保障する。人口の分布、経済の配置、国土の利用、生態環境の保護を統一に計画し、生産の空間、生活の空間、生態の空間を科学的に配置し、自然界のためにより多くの回復の余地を取っておき、農業のためにより多くの美田を取り戻す。

  汚染の予防・対策の堅塁攻略戦をしっかりと行う。大気の質の明らかな改善を恒常的な要求として、共同対策を強化し、重度汚染天気を基本的に取り除いて、青い空と白い雲と星空を再現させる。水の汚濁の予防・対策の行動計画を深く突っ込んで実施し、飲用水の安全を保障し、都市河川の「黒臭水(黒くにごり、悪臭を放つ水)」を一応なくして、緑の大地、清らかな水に魚が泳ぐように回復する。土壌の汚染予防・対策行動計画を全面的に実施し、重点地域・業界と汚染物質の対策を際立たせ、土壌汚染のコントロール・規制・修復を強化し、リスクを効果的に防止する。汚染の予防・対策の堅塁攻略戦を的確な貧困撲滅・貧困脱却堅塁攻略戦と有機的に結合し、全国の14の「集中連片(広域にわたって集中的に存在する)特別困難地区」の貧困脱却堅塁攻略と農村振興戦略の推進に大いに力を入れ、持続的に生態系保全による住民移転を引き続き実施し、水・土壌の流失を防ぐ。

  世界の持続可能な発展のために中国の知恵に貢献する。習近平総書記は「一帯一路」の国際協力サミットフォーラムの開幕式で次のように指摘し、われわれはグリーン発展の新しい理念を履行して、グリーン・低炭素・循環。持続可能な生産・生活様式を提唱して、生態環境の保護を強化し、エコ文明を建設すし、共同で2030年の持続可能な発展の目標を実現する。改革開放の再出発する歴史の節目に立って、われわれは経済のグローバル化の新しい情勢に適応し、更に積極的ですすんで開放戦略を実行し、人類の持続可能な発展の大局に立脚して、共に世界のエコ文明の建設をはかり、世界の環境整備に深度参加し、世界の環境保護と持続可能な的発展のソリューションを形成し、人類運命共同体の構築を推進して、責任感のある大国の姿勢をとる。

(作者部門、秦尊文、湖北省社会科学院 路洪衛、湖北省社会科学院財政貿易研究所)

  

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