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対話・協議を堅持し、人類運命共同体の構築を推進する

発表時間:2018-09-21 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:楊守涛 | 出所:「光明日報」(2018年8月10日)

  人類運命共同体の構築は、習近平新時代中国の特色ある社会主義外交思想の重要な内容の構成であり、習近平同志を核心とする党中央が中国の特色ある大国外交を画策するための肝心な原則と方向であり、その実践と理念は中国共産党が全党と全国各民族人民を指導して世界の全人類に対する偉大な貢献である。 

  人類運命共同体をどのように構築するか?習近平総書記は20171月に国連のジュネーブ本部で演説した際、「5つの堅持」に言及し、1つ目は「対話協議を堅持し、恒久平和の世界を建設する」。習近平総書記は次のように強調し、「われわれはメカニズムと手段の健全化をはかり、紛争と矛盾をよりよく解消し、戦乱と衝突を取り除く。実際には、習近平総書記は20159月第70期の国連総会の一般討論における演説で明確に指摘し、「協議は民主の重要な形式であり、現代国際ガバナンスの重要な方法にもなるべきだ」。習近平総書記はまた党の第19回代表大会の報告で次のように強調し、「中国は共同協議共同建設共同享有のグローバルガバナンス観に則る」。今年610日、習近平総書記が上海協力機構加盟国元首理事会の第18回の会議の上で話をした際再度強調して、「われわれが同協議共同建設共同享有の世界統治(ガバナンス)観を堅持する」。共同協議してこそよりよく共同建設することができ、よりよく共同建設することができる。国際社会は徐々にあまねく認識されて、すべて協議で問題を解決することは現実的ではないけれども、優先に協議し、十分に協議することがすでに国家間の交流とグローバルガバナンスの大勢の赴くところであった。 

  人類運命共同体の構築の中で対話・協議を堅持するには、各国と地域が正しい義利観(道義と利益の関係についての考え方)を堅持する必要である。正しい義利観がなければ、適切な国際協議の姿勢と行為があり得ない。グローバルガバナンスの実践で、協議民主実行することができるかどうかは、関係国と地域がどのようにこの地球での共存を評価し、どのように自らの利益とその他の国家と地域の利益の関係を評価するかにかかっている。習近平総書記は何度も正しい義利観を堅持することを強調した。義と利の両方とも配慮してこそ義と利が兼ねられることができ、義と利がバランスがとれていてこそ義・利ともウィンウィンとなる。正しい義利観を確立しなければならず、大国は安全保障と発展の上で発展途上国と地域にもっと大きな支持を与えるべきである。例えば、国家と地域安全保障の面で、関連国家と地域が考慮したのは自らの、一時的、いくつかの面での、一国的行動に基づいた安全かそれとも共同体の、安定した持続的、包括的、協力に基づいた安全であるか。また例えば、国家と地域の経済利益の面で、関係国と地域は者がすべてを一人占めするWinner-Take-All考えるかそれとも各関係国と地域とウィンウィン協力と考えるか、などなどである。われわれの地球村は、協議・協力を通じて共同建設により「共同発展をはかる大きな舞台にするが、相互力を比べる競技場」になってはなず、国際社会において決してみながわが家の前だけを除雪し、他家の屋根の霜など気にもせず」にしてはならない。正しい義利観を堅持してこそ、仕事をりっぱにやり遂げることができ、人の心まで納得するようになり、これは中国の外交は道にかなえば助けが多くなる重要な基礎である。 

  人類運命共同体の構築の中で対話協議を堅持するには、正しい基本的態度が必要である。どんな基本的態度が最も重要であるか?習近平総書記はオーストラリアメディアで発表された署名の文章で「相互尊重と平等互恵」を強調した。習近平総書記の一連の重要演説を総じて見ると、尊重と平等がその中で比較的多く強調した2つの内容だと発見することができる。「世界の枠組みがいかに変化しようとも、われわれは一貫して平等民主、包容精神を堅持し、各国が社会制度と発展路線を自主的に選択する権利を尊重し、文明の多様性を尊重する」と強調したのだ。尊重というこの基本的態度に関する詳しい陳述は、また各国の実際を尊重し、世界の多様性を尊重し、相互の合法的、合理的な利益の訴えを尊重し、各国の自決を尊重し、相互の協議による共同決定を尊重し、当事国各側を尊重するなどの内容を含む。平等について、習近平総書記は710日中の中国·アラブ諸国協力フォーラム第8回閣僚級会議の開幕式演説で次のように指摘し、「すべての国家の国情の相違と自主的選択を尊重し、平等に付き合い、小異を残して大同につくことを堅持する」。異なる国家と地域間のこのような平等は、その大きさに関わらず、その強弱に関わらないし、もちろんその貧富にも関わらず、グローバル統治(ガバナンス)に参加する国家の尊厳と権利および機会の平等である。このほか、基本的態度について、尊重と平等のほか、率直に向き合い、政治面の相互信頼、包容などである。 

  人類運命共同体の構築の中で対話協議を堅持するには、世界視野と戦略的見通しを持たなければならない。国際社会の中で、必ず自分をしっかりと行わなければならず、自らなすべきことをしっかり行うとともに、必ずその他国と地域を考慮し、グローバルな視野をもつべきである。このようなグローバルな視野は自国を考慮するだけでなく、他国をも考慮することを体現している。このような世界的視野、また自国がおかれた国家間協力機構を越えることを体現するが、同盟の結託する派閥へと後退してはならない。習近平総書記はBRICS商工業フォーラムの演説で次のように指摘し、「世界の経済が深く調整変革した際、開放してこそ異なる国家が相互利益を得て、共に繁栄し、恒久に発展することができ、各国の然るべきな賢明的選択である」。グローバルな視野を堅持してこそ、グローバル統治(ガバナンス)の中で真に相手の立場に立って考え、真に他国と地域と有効な協議対話を展開することができる。グローバルな視野を持つとともに、戦略的見地を持たなくてはならず、われわれは広く見るとともに、長い目で見ることができる。戦略的見地というこの基本的実践の原則が強調するのは、関連各方面が戦略の上から考え、長期的利益を見、共通の大勢を見ており、双方の大局をはかり、現在ないし短期の「小さいことにかまける」ために戦略的意味の「大きな計画」を乱されてはならない。関係国と地域がすべて戦略的次元から考え計画してこそ、人類運命共同体構築する過程で個々の現実の難題を克服することができる。 

  人類運命共同体の構築の中で対話協議を堅持するには、断固たる自信を持たなくてはならない。人類運命共同体構築の過程で民主協議の実行にあたり、順風満帆ありきではなくて、必ず様々な主観と客観的挑戦に遭遇して、そこで必ず断固たる自信をもたなくてはならない。断固たる自信はそれぞれの国家と地域の人類運命共同体構築の中で対話と協議の堅持に対して受け入れと認可を意味する。このような受け入れ、認可は、その積極的な効果に対する賛成を表れるとともに、健全なことをビジョンへの期待と肯定として示している。このような受け入れと認可がなければ、人類運命共同体構築の中で対話と協議が必ずもっと多くの曲折に直面し、もっと多くの挑戦に遭遇するであろう。したがって、関係国と地域は信念を固めるべく、今後直面しうる様々な主観と客観の難題に正しく対応する。習近平総書記の話で言えば、「心からの願望を抱き、善意を十分に持ち、政治の知恵を現しさえすれば、どんな大きい衝突でも解消することができ、どんな厚い堅い氷をもすべて打ち破ることができる」。このような断固たる信念をふまえて、中国が対話協議の推進を堅持し、人類運命共同体の構築の面で巨大な、持続的、有効な努力をして、海外からますます多くの称賛と世界の喝采を博した。 

  (作者、北京市習近平新時代の中国特色社会主義思想研究センター、主筆、楊守涛) 

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