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新時代の改革開放の鮮明な特徴

発表時間:2018-08-09 | 字体拡大 | 字体縮小

著者: | 出所:「光明日報」2018年7月16日

  党の第18回代表大会以来、習近平総書記が非凡な政治的英知と私ならではの歴史的責任感をもって、全党と全国人民を指導して改革開放の推進に重大なブレークスルーを果たし、改革開放を新しい境界へ踏み出すように引率し、新しい特徴が見られた。 

  改革開放は偉大な革命だという性質を定める 

  党の第18期第3回中央委員会全体会議で採択された「改革の全面的深化における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」はその冒頭部で「改革開放は、党が新たな時代条件のもとで全国各民族人民を率いて推し進める新たな偉大な革命である」とを明らかにした。「新しい偉大な革命」だと改革開放の性質を定めて、「改革が一つの革命だ」との思想を豊かにし、マルクス主義社会革命思想の哲学の次元から、改革開放の性質をはっきりと認識し、改革の正しい方向をしっかりと把握した。これは社会主義市場経済の改革する方向を堅持し、中国の特色ある社会主義制度を充実・発展し、国家統治(ガバナンス)体系とガバナンス能力の現代化の推進を総目標に、社会の公平・正義の促進と人民の福祉の増進を出発点と立脚点として、さらに思想を解放し社会の生産力をいっそう解放し発展させ、社会の活力を解放し強めて、断固として各方面の体制・仕組みの弊害を打破して、中国の特色ある社会主義事業のより広々とした展望を切り開いた。改革開放の性質と方向は現代中国の運命を決定する。われわれは不断に改革を推し進めることは、中国の特色ある社会主義制度がよくないためではなくて、体制・仕組みの弊害の除去により、社会主義制度を充実・発展させ、党と人民の事業をより良く発展するよう推進するためである。改革開放を実行しなければ、袋小路に陥るだけであり、社会主義の方向を否定する「改革開放」はやはり袋小路に陥ってしまう。 

  自己革命で改革開放を推し進める 

  「鉄を打つには自身も硬い必要がある」。自己革命の達する先進の度合いと歴史の高みは、新しい偉大な革命の到達し得る実践の深さと歴史的成果を決定する。果敢に自己革命を進め、厳重に党を管理・統治すること、これは、中国共産党がその他の政党と区別する鮮明な品格である。 

  党の第18回代表大会以来、習近平同志を核心とする党中央は、果敢に問題に向き合い、敢えて骨を削って毒を取り去り、全面的に党を厳格に治める鮮明な特性を明らかに示した。自己革命はわが党の革命性を強めて、わが党の政治的指導力を強めて、思想の引率力、大衆に働きかける力と社会への呼びかける力を強めた。「四つの悪風(形式主義・官僚主義・享楽主義・贅沢浪費の風潮)」反対の取り組み、「四大試練(執政・改革开放・市場経済・外部環境からの試練)」の克服と「四つの危険(精神的な怠慢の危険、能力不足の危険、大衆から遊離する危険、消極腐敗の危険)」の解消から、全面的改革の深化、全面的な法に基づいて国家統治まで、さらに革新・調和・グリーン・開放・共有の発展理念の提起までも、改革と発展・安定から、内政・外交・国防まで、さらに党統治・国家統治・軍統治などの各方面までも、わが党はつねに全局を統括し、各方面を調和させる指導的中核の役割を果たして、たくさんの解決したかった、長期にわたって解決しなかった難題を解決し、これまで成し遂げたくても成し遂げられなかった数多くの大事を成し遂げ、党と国家の事業に歴史的な変革を起こし、中国の特色ある社会主義が重大な成果を獲得し、「全面的な厳しい党内統治の成果が顕著なこと」と「改革の全面的深化が大きな突破の実現」と互いに通じ合い、促進しあうことを実現した。新時代の改革開放のこの鮮明な特徴は、党内外、国内外を問わずだれの目にも明らかなことである。 

  主要な矛盾で改革開放を統括する 

  改革開放の歴史は、中国の主要な社会矛盾の歴史を不断に認識し解決する歴史である。主要な社会矛盾の転化は、改革開放の成果の体現であるとともに、新時代の改革開放が新しい任務と新しい試練に直面していることを意味する。 

  党の第19回代表大会の報告は強調して、「わが国の主要な社会矛盾の変化は全局にかかわる歴史的な変化であり、この変化が党と国家の活動に多くの新しい要求を課している」。まさにこうした戦略的高みから、わが党は主要な社会矛盾の歴史的変化で改革開放を統轄して、改革開放のこの新しい偉大な革命の対象を「立ち後れた社会生産」から「発展の不均衡・不十分」へと転換し、改革開放の価値目標を「物質・文化の必要」から「素晴らしい生活の需要」へと転換して、五位一体(経済建設・政治建設・文化建設・社会建設・エコ文明建設)の全体配置を統一的に推し進め、「四つの全面」の戦略的配置をバランスよく推進し、人民の物質・文化生活、民主・法治・公平・正義・安全・環境などの面での日増しに増大する需要を満す。主要な矛盾で改革開放の統括という鮮明な特徴は、マルクス主義の認識論と実践論の相互統一する重大な方法論を体現して、習近平の新時代中国の特色ある社会主義思想の中で「人民を中心とする根本的な価値論の堅持」を体現した。 

  問題志向で改革開放をはかる 

  「改革は問題に迫まられて生まれ、また問題また問題を解決し続ける中で深化していくものだと」。問題意識を強め、問題志向を強化すること、これは習近平総書記が国政運営の重要な思想方法と活動方法であり、新時代の改革の全面的深化の鮮明な特徴でもある。 

  現代中国は難所を越えられるかどうかの大事な時期に差しかかり、発展の重要な時期、改革の堅塁攻略期、矛盾のの顕現期に入って、たくさんの問題が互いに織りなし、多重化に見られた。全面的な改革深化は、解決すべきはすべて波及性の強い深層にある問題であり、すべて噛み砕くのが難しい硬い骨のような難題ばかりである。したがって新時代の改革は終始鮮明な問題意識と問題志向を貫き、矛盾の解消、問題の解決をめぐって草分けとして、創造的な取り組みを行って、深層的矛盾と重点・難点問題に取り組んで力を入れ続け、的確に力を出し、1500項目以上の改革措置を講じて実施し、610余りの行政審査事項を末端に委譲して、320余りの行政審査の仲介サービス事項を整理・規範化し、改革の順調な推進と各項目の改革任務の実行を保証した。マルクスは「問題は時代のスローガンであり、それが自らの最も実際な精神状態を表す叫び声だ」と指摘した。新たな征途で改革は大いにやりがいがあり、必ずマルクス主義の問題志向の理論の品格と実践精神を大いに発揚しければならない。 

  戦略的思考で改革開放を導く 

  改革開放が始まってから、わが党は我が国の社会主義現代化建設について戦略的配置を行い、「三段階」の戦略目標をうち出した。新時代に入って、人民の衣食の問題、人民の生活が全般として小康(ややゆとりのある)レベルに達するというの2つの目標を繰り上げて実現する基礎の上に、党の第19回代表大会は新時代の我が国の社会主義現代化建設について新しいトップダウン設計を行い、2段階に分け今世紀中葉まで社会主義現代化強国の建設を完成する戦略配置を提起し、党の2つ目の百年奮闘目標の内包を豊かにし、我が国の現代化建設の戦略思想を発展させ、社会主義現代化強国を全面的な建設するタイムテーブルとロードマップを完全に描き出し、戦略と全局の上で新時代の改革開放に新しい境界を与え、方向性がいっそう鮮明にし、インセンティブ効果がいっそう強くなり、引き続き奮闘する品質がいっそう強くなった。 

  方向性が更に鮮明になったことが、中国の特色ある社会主義戦略配置、長期な発展プロセスに基づいて科学的に計画し、中華民族の偉大な復興と中国人民の全体の福祉をはかり、小康社会の全面的完成以後の30年を2つの15年に分け、各分野、各方面の取り組みに対して統括する役割を果たして、全国が一体となって改革開放して発展の促進する非常によい局面を推し進めた。 

  インセンティブ効果がいっそう強くなったのは、富強・民主・文明・調和の美しい社会主義現代化強国を奮闘目標とすることで、強大な凝集力、吸引力と感化力があって、必ず全党全国人民が一心同体、団結して前進する尽きることのない力を引き出すであろう。 

  引き続き奮闘する品性が更に強くなるのは、我が国の発展の有利な条件と発展の目標の間、良好な態勢と重大な試練の間の関係を十分に考慮して、人民大衆の当面の需要と未来への期待と間の関係を十分に考慮し、奮闘目標のトップダウン設計と段階別の実施と統一し、重点的突破と全面的に推進と統一にすることを保証することにある。 

  「2つの百年」の戦略配置は我が党の戦略目標の運用で事業の発展を導く重要な執政経験を豊かにし、発展させ、習近平同志を核心とする党中央が戦略的思考を運用し、戦略計画を行う卓越した知恵・能力を示した。 

  「一帯一路」で改革開放を広げる 

  改革開放は中国共産党が中国人民のために幸福を図り、人類の平和と発展のための2重の使命がますます一つにとけ合うようになった。 

  党の第18回代表大会以来、我が国の開放型経済の基礎と条件が深い変化が生じ、中国と世界の相互促進の関係も歴史的な変遷が見られた。習近平総書記は新時代の特徴を深く見通して、中国と世界の発展の大勢を深く思考して、シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの共同建設の重大な提案を提起した。これは我が国の改革・発展を更に広大な国際空間において計画した主動的な開放であり、我が国が深度の開放、積極的参加、主動的に引率する新しい時代に踏み入ったことを示した。この5年余り、我が国は「一帯一路」建設を重点として、導入と海外進出をともに重視することを堅持し、共同協議・共同建設・共同享有する原則に従って、イノベーション能力の開放協力を強化し、陸海内外連動・東西双方向互助の開放の枠組みを形成している。全世界の140余りの国家と80余りの国際機関が積極的に「一帯一路」建設をサポートし、これに参与し、国連総会、国連安全保障理事会などの重要な決議は関連内容に盛り込んだ。経済貿易協力が着実に推し進められ、中国の沿線諸国に対する投資は累計500億ドルを上回って、沿線諸国との貿易総額が3兆ドルを上回って、多くの相互連結プロジェクトが計画・実施され、各分野の人・文化的協力が深く突っ込んで展開された。第1回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムはみごと催され、グローバル発展・協力推進の枠組化の新しいプラットフォームとなった。実践は立証されているように、「一帯一路」は中国の知恵と中国の案を貢献し、中国の特色ある社会主義の開放・発展の新しい実践を創出し、中国の特色ある社会主義の道・理論・制度・文化への自信を明らかに示した。 

(作者、北京市習近平新時代中国の特色ある社会主义思想研究センター 主筆、伍義林)

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