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改革開放の中国経験と歴史的啓発

発表時間:2018-07-31 | 字体拡大 | 字体縮小

著者: | 出所:『光明日報』(2018年07月05日)

  ボアオアジアフォーラム2018年年会の開幕式における主旨講演において、習近平主席は、中国改革開放40年来の歴史成果をまとめたうえで、「中国40年の改革開放は貴重な啓発を数多く提供しました。そのうち、最も重要なのは、国、民族が振興したければ、歴史前進のロジックに従って前進し、時代発展の流れに従って発展しなければなりません」と強調している。中国改革開放の辛い探索と偉大なる成果は、人類社会に中国経験を貢献した。 

  改革開放の偉大なる成果は、現代化への道は一本しかなく、正確な方法を見つけ、絶えずに前進すれば、ローマに通じる道は数多くあることを証明した。中国が1840年以来、民族の独立、国家の富強を求めてきた歴史を振り返れば、「目を開けて世界を見る」から「夷の長所を以て夷を制す」まで、「中体西用」の洋務運動から上克下の維新変法まで、辛亥革命から新文化運動まで、それらを貫くのは、現代中国の「西洋を中心とする」現代性を求める努力だ。しかし、この道は半植民地半封建社会の中国では通じられなかった。資本の現代性を根本的な特徴とする西洋現代性は、その中核的な価値観は、資本の拡張の利益の最大化にあるのだ。「民主、自由、平等、博愛」はその旗に書いてある宣言にすぎず、行動は植民、略奪、拡張と搾取なのだ。後進の中国は、資本主義世界の経済版図においては、搾取される地位にあるしかなかった。そのために、西洋の現代性を学習することによって民族の独立を実現するができません。民族の富強と復興はなおさら不可能だ。中国共産党人は西洋現代性の本質に悟り、マルクス主義の指導の下で、社会主義現代化の道を歩み始めた。改革開放40年の偉大なる成果は、中国共産党は中国人民を率いて社会主義現代化の道を歩みだし、西洋現代性の発話独占を破ったのみならず、発展途上国の現代化への道を拡張し、世界で発展を加速させながら自分自身の独立性を保ちたい国と民族に斬新な選択肢を提供し、人類問題を解決するために中国智慧と中国方案をも提供した。 

  改革開放の偉大なる成果は、改革開放は中国人民が発展したく、革新したく、素晴らしい生活を手に入れたい歴史的要求に順応し、世界各国人民が発展したく、協力したく、平和の生活を暮らしたい時代の流れに一致している。平和と発展という時代テーマは、自分を正確に見つめ、自我革命の勇気で全方位的な改革を推進し、制度の最大の優位性を発揮できる国が競争の中で不敗の地に立つことを決定した。中国人民は自我革命、自我革新に取り組み、中国特色のある社会主義正道を改善し続け、発展を阻止する各方面のシステムとメカニズムの弊害をなくし、社会主義が持つ資本主義のない巨大な制度的優位性を十分に表し、より高い労働生産率、より高質な発展利益、より広い発展の見通しを示している。現代世界は開放の世界で、経済グローバル化の流れは阻止できないことだ。中国人民は経済グローバルの流れに順応し、対外開放を堅持し、人類社会が作り出した先進的な科学技術成果と有益な管理経験を利用し、実践を引き続き探索し、国際と国内という二つの大局を把握する自覚性と能力を向上し、対外開放の品質とレベルをも向上している。40年来、中国人民は中国共産党の指導の下で、マルクス主義の基本的原理と中国改革開放の実際を結合させ、進取の精神をもって引き続き探索し、改革開放の事業を世界発展・進歩の歴史的プロセスの中に、自国の実力と一致する大国の責任感を担当し、改革開放の事業を世界発展・進歩の的プロセスの中に取り入れ、持続的平和、普遍的安全、共同繁栄、開放包容、清潔・美しい世界の構築を推進するために中国独特な貢献をしてきた。 

  改革開放が人類社会に貢献した中国経験は、中国人民が偉大なる実践の中で世界に貢献した貴重な精神的宝物で、以下のような歴史的啓発を提供した。 

  歴史前進のロジックをしっかりと把握し、歴史前進のロジックの中で発想を開拓し、問題を分析し、行動を指導すべきだ。資本主義は滅亡し、社会主義は勝利し、社会主義は資本主義の代わりになることはマルクス主義の真理だ。また、我々は、新しい事物が古い事物を取って代わることは、長い発展のプロセスを必要としている。この発展プロセスにおいて、古い事物は歴史の舞台から自動的に退くことはない。よって、「四つの自信」を固めたうえで、新しい歴史の特徴を持つ偉大なる闘争を展開する準備をし、「二つの百年」という奮闘目標と中国民族の偉大なる復興という中国夢を実現するために絶えずに奮闘しなければならない。 

  時代発展の流れをしっかりと把握すべきだ。歴史の流れが力強く進んでいき、その流れに従うものは栄え、逆らうものは滅ぶ。今の世界は平和・協力の世界、開放・融通の世界、変革・革新の世界だ。平和・協力を実現するためには、冷戦発想と囲碁発想を排除し、平和的発展、協力によって、本当のウィンウィンを実現しなければならない。開放・融通を実現するためには、閉鎖された思想を排除し、開放の姿で共同繁栄を促進しなければならない。変革・革新を実現するためには、固めた思想を排除し、昔のしきたりにこだわらずに、古きを退けて新しきを出さなければならない。習近平総書記が提出した人類運命共同体の構築は、ますます多くの国と人民に歓迎され、認められている。それは、一部の国が提案した逆グローバル化の主張の鮮明な対照をなしている。 

  自分の道を歩むことを堅持すべきだ。他国の発展モデルをそのまま引用することは成功できない。中国特色のある社会主義は、マルクス主義の基本的原理と中国開放の実際を結合した産物で、中国人民が改革開放の実践でまとめた経験と理論の昇華で、中国の実際に一致する社会主義なのだ。中国特色のある社会主義は著しい成果を成し遂げたが、発展モデルを輸出することは主張しない。各国の人民は発展の道を自主的に選択すべきだ。中国は、各国が社会制度と発展道路の権利を自主的に選択することを尊重する。それは、相互尊重、平和的に共存するための現実的基礎で、平和、安定、繁栄、開放、美しい世界を建設するための必然的な要求なのだ。 

  人民を中心とすることを堅持すべきだ。中国が改革開放によって表した中国の力は、そのコアが民衆の積極性と創造性を十分に引き出し、人民を中心とすることを経済・社会発展の各分野に貫くことによって、中国人民に改革開放の偉大なる実践で獲得感、幸福感、安全感を強化させることにある。社会主義の発展は人を本にすることを強調し、資本主義の利益の追求を目標とする発展ロジックに対する超越で、その実現は、中国が改革を深める広さ、改革開放を拡張する広さ、中国特色のある社会主義現代化事業を実現する程度によって決まる。 

著者:北京市習近平新時代の中国特色のある社会主義思想研究センター,著者:胡玉萍) 

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