ご意見・ご感想

マルクス主義は終始して真理の輝きを瞬き

発表時間:2018-06-04 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:阮青 | 出所:『人民日報』(2018年05月08日)

  今年はマルクス生誕200周年で、『共産党宣言』が発表されてから170年を迎えた。マルクス主義が誕生してから、旺盛な生命力、時空を超える影響力と比べものにならない魅力を現している。「二つの世紀が過ぎ、人類社会は巨大で深刻な変化を起こしたが、マルクスの名前は依然として世界各地の人々に尊重され、マルクスの学説は依然として輝かしい真理の光を瞬いている。」「マルクスが残してくれた最も価値あり、影響力ある精神の宝物は、その名前で名付けられた科学理論であるマルクス主義だ。この理論は立派な日の出のように、人類が歴史の法則を探索し、開放の道を求めるための道を照らした。」と習近平氏はマルクス生誕200周年を記念する大会で述べている。今、中国特色のある社会主義が新時代に入り、科学社会主義が21世紀の中国で強い生機と活力を現し、マルクス主義の真理の光がますます輝くことを意味している。マルクス主義の真理性は堅実な理論依拠と実践依拠を持っている。新時代において、中国特色のある社会主義を堅持、発展させる偉大なる征途では、マルクス主義は終始して中国共産党と中国の指導思想で、我々が世界を認識し、法則を把握し、真理を追究し、世界を改造するための強い思想武器だ。 

  マルクス主義真理性の理論依拠 

  「人類思想史においては、マルクス主義のような人類にこんなに広く深刻な影響をもたらす思想理論はなかった。」マルクス主義がこんなに広く深刻な影響をもたらしたのは、その真理性にあるのだ。マルクス主義の真理性は、科学世界観と方法論との有機的な結合、科学性と価値性の有機的な結合、現実性と超越性との有機的な結合を実現し、完全で科学的な理論システムを構築したところにある。 

  マルクス主義の真理性は、理論自身の科学性に由来し、人類社会発展の法則を創造的に明らかにした。マルクス主義は時代発展に順応して生まれたもので、特別な理論テーマ、基本的立場、分析枠組、思想方式、ロジック構造と価値観を現した。完全な理論システムとして、哲学、政治経済学、科学社会主義とう三つの部分からなっている。マルクス主義の創始者はドイツの古典哲学を批判的に改造し、弁証法と唯物論を結合させ、唯物弁証主義を形成した。また、唯物弁証主義を社会歴史研究分野に取り入れ、唯物史観を創立した。唯物弁証主義と唯物史観の科学世界観と方法論に基づき、マルクス主義は社会存在と社会意識との関係問題を正確に解決し、人間の物質生産活動から出発し、人類社会発展の基本的特徴を全面的に分析し、人類社会基本的な矛盾の運動プロセスを系統的に記述し、人類社会発展の法則を透徹してまとめ、資本主義社会商品生産の目的と実質を全面的に分析し、資本主義の搾取の本質を深くあばき出し、無産階級の発展プロセスを考察し、無産階級の歴史的使命を論述し、社会主義社会が資本主義社会に代わる歴史的必然性を説明した。そのため、マルクス過ぎは明確なテーマ、立派なシステム、慎み深いロジック、鮮明な価値観を持つ科学理論システムなのだ。 

  マルクス主義の真理性は方法の科学性に由来し、無産階級と人民民衆が世界を認識し、改造するための強い思想武器になった、マルクス主義は自然界、人類社会、人類思想発展の普遍的な法則を明らかにしたため、我々はマクロな視点で人間と自然、人間と社会、人間と自身の関係を正確に、かつ全面的に認識できるのみならず、この理論をすべての物事を観察、研究するための科学方法にすることもできる。エンゲルスによると、唯物史観が創立されたら、「この世界観を徹底的に、(少なくとも主な方面に)研究するすべての知識分野に応用させるようにした。」そこから、マルクス主義は世界観でありながら、方法論でもあることがわかる。「マルクスのすべての価値観は教義ではなく、方法だ。それが提供したのは既存の教義ではなく、さらに研究するための出発点と方法なのだ。」とエンゲルスが強調している。方法というのは、人間が世界を認識、改造するための思想方式か道具システムで、主体が客体に対する仲介だ。マルクス主義は唯物弁証主義と唯物史観に基づいて方法論を構築し、唯心主義方法論の統治的な地位を終わらせ、方法論が始めて科学の属性を持つようになった。実践の観点を方法論に取り入れ、哲学の使命は世界を解釈するでけでなく、より重要なのは世界を変えることによって、方法論の機能を革命的に変革させることだ。また、マルクス主義の事実に基づいて真実を求める方法、矛盾分析方法、過程分析方法、主客体方法、社会基本矛盾方法、階級と階層分析方法、群衆路線と群衆観点方法など、完全な方法論システムを構築し、科学世界観と科学方法論の統一を実現した。 

  マルクス主義の真理性は、人民を中心とする価値追求、道義に満ちる強い力に由来している。マルクス主義は広くて深く、究極的に言えば、人類のために開放を求めることだ。マルクス主義は無産階級と民衆の根本的な利益を代表する理論で、無産階級が自由と開放を勝ち取るための理論武器だ。無産階級は最も公正無私で、革命を徹底的に展開する階級で、この階級制の本質は、それが科学的な態度で社会発展の法則を認識し、自分の歴史使命を把握し、未来の理想社会を計画することを決定している。「過去のすべての運動は、少数者、または少数者の利益を図るための運動だった。無産階級の運動は多数者、多数者の利益を図るための独立な運動だ。」と『共産党宣言』が述べている。無産階級政党が人民民衆の根本的な利益を代表する最高の現れは、彼らを率いて資本主義制度を打ち倒し、無産階級と人民民衆が国家政治生活における主体地位を確立し、主人公としての役割を発揮したことだ。マルクス主義価値観は、資産階級価値観の虚偽性と偽り性をあばき出し、自分の価値主体が無産階級と人民民衆で、価値観が無産階級と人民民衆が解放され、裕福な生活を暮らすことで、価値理想は、人間の自由、全面的な発展を実現することを明らかにし、道義に満ちる強い力なのだ。 

  マルクス主義の真理性は崇高なる社会理想に由来し、無産階級及びその前衛部隊の崇高なる理想信念になった。理想信念とは、人間が現実を超え、未来の素晴らしい見通しと遠い価値目標に対する自覚的な追求で、自我を超え、自我を構築し、自我を発展させ、未来に向けて、最高価値と理想目標を実現するための自我意識だ。マルクス主義の経典作家が強調しているように、無産階級及びその政党は崇高なる理想信念を確立しなければならない。マルクス主義は明確な社会規範機能を持ち、無産階級政党と人民民衆がすべての社会活動を従事するための内的法則と根本的な依拠で、発展をけん引する社会方向機能を持ち、無産階級政党と人民民衆が自分の価値追求と崇高なる社会理想を統一させるように指導し、遠大な共産主義理想を認め、樹立し、強烈な駆動機能を持ち、無産階級政党と人民民衆が理想のために奮闘する熱情を掻き立て、共産主義の理想を実現するために自覚的に努力する。 

  マルクス主義真理性の実践依拠 

  実践は真理を検証するための唯一の標準だ。「マルクス主義は実践の理論で、人民が世界を改造する行動を指導している。」「実践の観点、生活の観点はマルクス主義認識論の基本的な観点で、実践性はマルクス主義理論がほかの理論と区別する著しい特徴だ。」と習近平氏が述べている。マルクス主義は鮮明な実践品格を持ち、世界を科学的に解釈するのみならず、世界を積極的に改造することに取り組んでいる。中国共産党はマルク主義を指導とすることを堅持し、中国人民を率いて、革命、建設と改革の各時期において成し遂げた全世界に知られる偉大なる成果は、マルクス主義の真理性に堅実な実践依拠を提供した。 

  マルクス主義の基本的原理を中国の具体的な実際と結合させたことは、中国共産党が人民を率いて革命、建設、改革の偉大なる勝利を成し遂げた根本的な原因だ。中国共産党は中華民族が内憂外患の深刻なピンチに陥るときに政治舞台に登場したのだ。中国共産党は、マルクス主義の基本的原理を中国の国情と結合させ、農村による都市の包囲、武装による政治権利の奪取という正確な革命道路を開創し、人民を率いて三つの山を繰り返し、新中国を建設する歴史使命を完成し近代以後の中華民族発展の方向とプロセスを深く変え、中国人民と中華民族の前途と使命を深く変え、世界発展の動向と構造を深く変えた。新中国が成立して以来、中国共産党はマルクス主義の旗を高く揚げ、団結して中国人民を率いて社会主義革命を完成し、社会主義基本制度を確立し、社会主義建設を推進することによって、中華民族史上で最も広く深刻な社会変革を完成し、現代中国のすべての発展と進歩のために根本的な政治前提と制度基礎を打ち立て、中国の発展と富強、中国人民の生活と裕福に堅実な基礎を打ち立て、中華民族が近代の衰微から根本的に運命を逆転し、繁栄・富強の道に向かって進む偉大なる飛躍を実現した。党の十一回三中全会は改革開放の幕を開いた。中国共産党はマルクス主義を堅持し、自分の道を歩み、中国特色のある社会主義を開創した。この難しく探索する偉大なる実践のプロセスにおいて、中国共産党は中国人民を率いて中国特色のある社会主義の道路、中国特色のある社会主義理論システム、中国特色のある社会主義制度、中国特色のある社会主義文化を確立した。マルクス主義は中国が直面する歴史的課題を解決することができる。それは、マルクス主義が真理性を持つ最も重要な実践依拠だ。 

  マルクス主義の社会基本矛盾理論は、現代中国共産党人が改革開放の偉大なる事業を推進するための理論基礎だ。現代中国共産党人はマルクス主義の社会基本矛盾理論に従って、改革開放を中国特色のある社会主義を発展させるための強い動力にした。マルクス主義によると、生産力と生産関係、経済基礎とトップデザインとの矛盾は人類社会の基本的矛盾で、生産力が生産関係を決定し、生産関係が生産力の発展に適応しなければならないことは人類社会の基本的な法則だ。それは、生産力は社会の進歩を推進するための最も活躍で、最も革命的な要素だ。社会生産力の解放と発展を加速させることでしか、社会主義制度の巨大な優越性を現すことができない。わが党は、中国社会矛盾の運動状態を全面的に分析し、改革開放を社会生産力を解放、発展させるために避けて通ることのできない道とし、中国共産党が新しい時代条件において中国人民を率いて展開する新たな偉大なる革命とした。実践からみれば、改革開放で、中国の総合的国力が大幅に向上し、世界第二の経済体になった。社会主義制度が改善され、国家ガバナンスシステムとガバナンス能力の現代化レベルが向上した。人民民衆物質文化の需要が基本的に満足され、生活の品質が大きく向上した。各社会事業が発展し、人民が落ち着いて生活し、愉快に働き、社会が安定で系統的になった。生態文明建設が系統的に展開され、人間と自然との調和的な発展の現代化建設の新構造は形成されている。 

  マルクス主義は中国共産党員に崇高なる精神の追求を樹立した。革命理想は空より高き。中国共産党人は、マルクス主義の信仰を崇高なる精神追求とし、魂と気力を凝縮し、基礎を固め、「鉄のような信仰、鉄のような信念、鉄のような紀律、鉄のような責任感」の革命チームを作り出した。「理念と信念を固め、共産党人の精神と追求を堅守することは終始して共産党人が身を落ち着けるための根本だ。マルクス主義に対する信仰、社会主義と共産主義に対する信念は、共産党人の政治魂で、共産党人がすべての試練を耐えられるための精神支柱だ。」むろん、マルクス、エンゲルスの時代と比べて、今の世界は重大な変化をし、世界多極化、経済グローバル化、社会情報化、文化多様化、深い発展などの特徴を示している。改革の全面的な深化という正念場にある中国は、自分の特別な発展問題に直面している。新状況、新問題、新チャレンジに直面し、世界上の各種の「主義」の登場に直面し、各種の「理論」が高い調子で宣伝され、各種の「学説」が戦い、各種の「モデル」が登場している中、中国共産党人はマルクス主義を終始して堅持しているから、陣形を崩さないようにし、落ち着いて対応し、政治上の自信、主義上の自覚を持ち、中国特色のある社会主義事業の新局面を開創し続けることによって、中国特色のある社会主義が新時代に入ったように促進することができた。過去にしても、現在にしても、未来にしても、マルクス主義は強い真理の力を持つていると実践が十分に証明しているのだ。 

(著者の所属:中共中央党校) 

関係論文