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絶えずマルクス主義の中国化、時代化、大衆化を推し進める

発表時間:2018-05-23 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:賈高建 | 出所:「求是」

  マルクス主義はわが党の基本となる指導思想であり、長期の実践の中で、わが党はマルクス主義の普遍真理を中国の具体的な実状と結合して、中国の革命、建設と改革を推進し一連で重要な成果を得るとともに、マルクス主義を絶えず自らの中国化、時代化(時代の特徴をもち、的確かつ忠実に理解しとらえ、適時に発展させること)、大衆化を実現した。 

  マルクスの全体としての世界観は教義ではなく、方法である。それが提供したのはできあいの教条ではなくて、更に研究する出発点とこのような研究に使う方法を提供したのである。したがって、マルクス主義の理論を実践の指導に運用するには、教条主義的にそれに対応してはならず、われわれの置かれた具体的な実状から出発し、マルクス主義の立場、観点、方法を運用してぶつかる問題を研究し探求するとともに、自分の結論を得るよう努力するのである。 

  人類の思想史上で最も重要な科学的な認識の成果として、マルクス主義は厳格な科学研究の基礎の上で確立された科学的思想体系である。しかし一方、マルクス主義は硬直化した、閉鎖された体系ではなく、実践の基礎の上で絶えず成長する生きた理論であり、それは真理を終えるわけではなくて、ただ真理へ通る正しい道を切り開いただけである。 

  実践の中でマルクス主義の指導的役割を真に発揮するには、この理論を少人数の中に限ってはならず、必ずそれを一番広い人民大衆に向かわなければならず、大衆に理解して掌握してもらわなければならない。現在、特に多くの幹部と大衆を組織して習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を真剣に学んで、現代の中国のマルクス主義で頭を武装し、実践・指導活動を引率し、それによってより良く新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な事業を前へ推し進める。 

  2018年はマルクス主義の主要な創始者マルクスの生誕200周年である。マルクス主義はわが党の基本となる指導思想であり、長期にわたる実践の中で、わが党はマルクス主義の普遍的な真理と中国の具体的実状を結合して、中国の革命、建設と改革を推進して一連で重要な成果を得るとともに、マルクス主義の絶えざる自らの中国化、時代化、大衆化を実現した。今日、われわれはマルクスを記念するのは、新しい発展段階の上でマルクス主義の指導的地位を引き続き堅持し、そして新しい実践を基礎にして、絶えずマルクス主義の中国化、時代化、大衆化を推し進める。 

  一、マルクス主義を指導として中国の実際的問題を解決し、マルクス主義の中国化を推し進める 

  マルクス主義は科学的な思想体系として、人類の思想史上で最も重要な科学的認識の成果である。当時マルクスとエンゲルスが自分の学説を創立した時、まずそれまでの哲学史特にドイツの古典哲学の積極的な成果を批判的に汲み取り、彼らが自分から称された「新しい唯物論」のマルクス主義哲学を創立した。このような新しい哲学は哲学史上の根本的な変革を実現し、哲学を初めて新の科学的な性質を有し、科学的な世界観と方法論となった。こうして正にこの科学的な世界観と方法論により、マルクスとエンゲルスは資本主義社会に対して深い研究と批判を行い、特に政治経済学の面で資本主義の生産様式の内在する矛盾と運動の法則を示した。そしてこれを基礎として、社会主義が資本主義に取って代わる客観的な必然性を深く明らかに述べ、社会主義を空想から科学につながった。マルクスとエンゲルスはまた自分の科学的な世界観と方法論を社会の各分野の重大な問題の研究に応用して、多方面にわたる理論的成果を形成した。 

  マルクス主義の思想体系が学識が豊かで奥深く、われわれの社会実践のために科学的理論の指導を提供した。だが同時に見てとるべきなのは、マルクス主義も現実の実践における様々な具体的な問題のためにできあいの解答を提供することができないのである。これについて、エンゲルスはかつて明確に論述したことがあって、マルクスの全体としての世界観は教義ではなくて、方法である。それが提供したのはできあいの教条ではなくて、更に研究する出発点とこのような研究に使う方法を提供するのである。したがって、マルクス主義の理論を実践の指導に運用するには、教条主義的にそれに対応してはならなくて、われわれにおかれた具体的な実状から出発し、マルクス主義の立場、観点、方法を運用してぶつかる問題を研究し探求するとともに、自分の結論を得るように努力する。 

  わが党の歴史上、どのようにマルクス主義の科学的理論を運用して中国の実際の問題を解決するかについて、長期にわたり探求した過程を経験したことがあった。当時党内にも教条主義の誤った傾向が発生したことがあって、革命事業に重大な損失を被ったようになった。中国の共産党員はこれらの経験と教訓をくみ取って、マルクス主義の基本原理を中国の具体的に実状と結合して、創造的に探求するように努力して、最後に「農村によって都市を包囲し、武装によって政権を奪取する」という特殊な道を歩み出して、中国革命の勝利を勝ち取った。新中国の成立後、わが党はたマルクス主義の科学理論を指導として、社会主義的改造を通して社会主義の基本的制度を確立し、そして積極的に社会主義建設を展開した。だが、探求の中でまた「左」の誤りが現れ、思想の停滞・硬直化で、実践の中で大きな危害をもたらした。「文化大革命」が収束した後、わが党は精根をそそいで努め混乱収拾して、改めて党の思想解放、実事求是の思想路線を回復し、確立し、社会主義初級段階の具体的な実状に立脚して、改革開放を全面的に実行し、最後に中国の特色ある社会主義の道を切り開いた。正にこのような困難な探求した過程で、マルクス主義の基本原理は絶えず中国の実状と結合して、マルクス主義の中国化を推し進めて、毛沢東思想を豊かにし発展させ、中国の特色ある社会主義の理論体系などの重要な成果を形成した。 

  党の第18回代表大会以来、中国の特色ある社会主義は新時代に入った。習近平同志を核心とする党中央は全党を指導して「五位一体(経済建設・政治建設・文化建設・社会建設・生態文明建設)」の総体的配置の統一的推進と「四つの全面(小康社会の全面的完成、改革の全面的深化、全面的な法に基づく国家統治、全面的な厳しい党内統治)」の戦略的配置の調和的推進を図り、「2つの百年」の奮闘目標と中華民族の偉大な復興の中国の夢を実現するために奮闘して、歴史的な成果を得た。この新しい実践の過程で、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を形成した。これはマルクス主義の中国化の最新の成果で、現代中国のマルクス主義である。党の第19回代表大会は「2つの百年」の奮闘目標を実現するために新しい戦略的配置を行い、われわれは小康社会の全面的完成の決戦に勝利する基礎の上で社会主義現代化の新たな征途につく。新しい任務は依然としてきわめて困難であるから、われわれがマルクス主義を指導とすることを引き続き堅持するように求められ、マルクス主義の立場、観点、方法を運用して各種の新しい問題を探求し解決して、それによってマルクス主義の中国化がより多く新しい成果を得るよう推し進める。 

  二、マルクス主義の堅持と発展を統一し、マルクス主義の時代化を推し進める 

  われわれはマルクス主義の根本的な指導的地位を強調しているが、ときおりこのような疑問に出会っている。マルクス主義は一体19世紀の理論の成果であり、現在はすでに21世紀となったが、この理論は現実の需要に適合するかどうか?この問題を知るには、やはりマルクス主義の科学的な性質から手を付けなければならない。 

  前で述べたように、人類の思想史上最も重要な科学的認識の成果として、マルクス主義は厳格な科学研究の基礎の上で構築した科学的思想体系である。特にそれは哲学の段階で実現された根本的な変革は、マルクス主義思想体系の全体の構築のために科学的な世界観と方法論を提供した。このように科学的な思想体系は、疑いもなく普遍的真理の性格を有する。一世紀余り、世界はたくさんの変化が発生したが、マルクス主義の基本原理は時代遅れにならなかった。それは示した自然、社会と人類の思惟などの分野の最も一般法則、歴史の発展のそれぞれの段階にあまねく存在し、百年余りを経たから変化が発生するわけではないのだ。確かに、現代資本主義と以前と比べて大きな相違があったが、世界の社会主義運動もたくさんの新しい状況が現れたが、マルクス主義が掲示した資本主義の生産様式の運動法則は依然として存在し、資本主義は社会主義に取って代わられる必然的な趨勢も変わっていない。したがって、マルクス主義の理論は現代の実践の中で依然として根本的な指導的意義を有して、その基本的な立場、観点と方法は引き続き堅持しなければならない。 

  だがもう一方、マルクス主義は硬直化し活気を失った閉鎖的な体系ではなく、実践の基礎の上で絶えず成長している生きた理論で、時代の発展とともに絶えず客観的な世界を認識してまた絶えず客観的な世界を改造する科学的な方法である。それは真理を終えていないし、ただ真理への正しい道を切り開いた。マルクス主義の観点によって、人々の外部世界に対する認識は絶えず深め広く展開する過程であり、一代また一代の人の科学的認識活動は絶対的真理の長い流れのために新しい成果を加えるが、彼らの認識はまたその時の歴史的条件の制約を受けることが避けられないから、そこでまた相対的真理の属性がある。後代の人はいつも先人の成果を受け継いで、引き続き新しい探求をして、認識の過程を絶えず前へ推し進める。まさにエンゲルスが指摘したように、人の思惟は至上であり、同様にまた至上でないのである。この矛盾は無限に前進する過程で……ようやく解決をすることができる。マルクス主義の理論にとっても、同じである。マルクスとエンゲルスは19世紀の特定の歴史的条件において理論的創造を行ったので、彼らの得た認識の成果もその時の条件の下で得た認識の成果である。歴史はすでに21世紀の今日に入って、もちろんわれわれはこれらの既存の成果の上でとどまることはできず、時代とともに前進すべ、時代の高い次元で新しい段階の新しい問題を研究し、マルクス主義理論を絶えず豊かにし発展させるよう推し進め、マルクス主義の時代化を促進する。 

  革命、建設と改革の実践の中で、わが党はマルクス主義の堅持と発展を結合するよう努力し、マルクス主義の指導的地位を堅持するとともに、積極的に新しい理論的探求を展開する。マルクス主義の中国化と時代化は密接につながっているので、マルクス主義の基本原理を中国の具体的実状と結合し、マルクス主義の絶えざる中国化を推進する過程であるとともに、この具体的実状から出発してマルクス主義理論を革新する過程でもある。この過程は新しい具体的認識の成果を得るだけでなく、絶えずわれわれのマルクス主義の基本原理に対する認識と理解を深め、われわれにこの段階で新しい再考をするように促し、マルクス主義には絶えず新しい時代の内包を溶け込まれるようになる。当然ながら、マルクス主義の時代化を推し進めるには、広い世界的視野がなくてはならず、世界範囲での新しい発展、新しい変化に厳密な注意をはらい、そして全人類社会の高いみで研究し、考える。 

  中国の特色ある社会主義の新時代に入って、習近平同志を核心とする党中央は新しい歴史的条件の下でマルクス主義の堅持と発展に対して新しい要求を出した。習近平総書記は次のように指摘し、マルクス主義の堅持とマルクス主義の発展を統一するようにし、新しい実践と結び付けて絶えず新しい理論を創出し、これはマルクス主義の生気と活力を永遠に保つ深奥であった。彼は特に次のように強調し、時代の声を耳を傾けて、時代の呼びかけに呼応して、現代の実践の中で出された新しい問題に関心をよせ、マルクス主義の時代化の推進に努め、21世紀のマルクス主義を発展させる。中国の特色ある社会主義事業は不断に発展し、マルクス主義の理論的革新の研究のために新しい実践の基礎を提供した。現代世界の深い変化と人類社会の直面する新しい矛盾、新しい挑戦は、マルクス主義の理論研究に新しい課題を提起した。われわれは習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想と党の第19回代表大会の精神を深く突っ込んで貫き、徹底的に実行して更に堅持と発展の関係をよくとらえて、マルクス主義の理論研究を絶えず深く突っ込んで展開するよう推し進め、それが終始時代の先頭を行くようにする。 

  三、マルクス主義理論の宣伝・教育を重視し強化して、マルクス主義の大衆化を推し進める 

  実践のでマルクス主義の指導的な役割を発揮するには、この理論を少人数の中で限ってはならなくて、必ずそれを一番広い人民大衆に向かわなければならなく、大衆に理解して身に着けてもらうべきだ。マルクス主義からすると、人民大衆は社会実践の主体と歴史を創造する決定の力で、人類社会の発展・進歩は最後にすべて大衆の実践を通って実現しなければならない。マルクス主義の科学的理論を大衆に渡して、そしてそれを大衆の手に握る鋭い思想の武器と転化して、はじめて直接社会実践の段階に入ることができ、各分野の実践をいっそう意識的に有効に展開することを促すことができる。まさにマルクスが指摘したように、批判の武器は武器の批判に取って代わることはできない、物質的な力は物質的な力で粉砕することしかない。しかし理論もそれが大衆をつかむやいなや物質的な力となる。したがって、プロレタリアの政党にとって、マルクス主義理論の宣伝・教育を展開して、マルクス主義の大衆化を推し進め、マルクス主義理論で広範な幹部と大衆の頭脳を武装することは、非常に重要な活動任務である。 

  この面の取り組みについて、わが党は一貫して非常に重視し、そしてたくさんの有効な措置をとって積極的に推し進めたと言うべきである。並々ならぬ革命戦争の年代、様々な困難を克服し、たくさんのマルクス主義の著作の出版およびマルクス主義の書籍を紹介する書物を編訳して、多様な形で宣伝活動を展開し、マルクス主義の広範な伝播の促進に努めた。同時に幹部に対する教育を重視し、各級の党学校およびその他の幹部研修機関を設立して、広範な党員幹部に対して系統的なマルクス主義理論の訓練を行った。新中国の成立後、マルクス主義は国家の主流的イデオロギーとなり、全社会のマルクス主義理論の普及・教育・宣伝を強化して、より大きな範囲内でマルクス主義の大衆化を推し進め、宣伝・思想・文化分野の根本的な任務となった。マルクス主義理論は国民教育体系に全面的に取り入れて、各級の党学校、行政学院を基幹とする幹部教育体系は更にマルクス主義理論の教育を主要課目としてきた。新聞雑誌、出版、ラジオ・テレビなどの各種のメディアは共に役割を果たして、マルクス主義の立場、観点、方法は社会意識の多種多様な形で現れた。長期にわたった革命、建設と改革の実践の中で、わが党は広範な大衆を率いて結集させ心を合わせ協力して事業に取り組み、強大な凝集力と感化力を示すことができたのは、マルクス主義の大衆化により全社会で形成された共通の思想基礎と離れることができないと言うことができる。 

  もちろん、マルクス主義の大衆化を推し進めるのは長期にわたる任務であり、われわれが引き続きたゆまず努力する必要である。中国の特色ある社会主義の新時代、この面では同様に新しい情勢に直面して新しい要請が求められる。習近平総書記は指摘したように、新時代の宣伝・思想・文化活動の根本的任務は、マルクス主義イデオロギー分野での指導的地位を強化して、全党と全国人民の団結奮闘する共通の思想的基盤を強固なものにすることである。この「2つの強固」をやり遂げるには、必ず更にマルクス主義理論の宣伝・教育を強化しなければならず、マルクス主義の大衆化の推進に力を入れ、引き続き国民教育体系と幹部教育体系に頼って、更にマルクス主義理論教育を強化し改善させ、マルクス主義理論を教材やカリキュラムに組み入れてしっかりと身に付けさせる。同時に、より有効な措置をとって、広範な大衆にマルクス主義理論の宣伝を展開する。宣伝の方法と手段を改善し、広範さと実効性の上に力を入れ、理論の宣伝をより良く多くの幹部と大衆が受けるようにする。現在、特に多くの幹部と大衆を組織して習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を真剣に学んで、現代中国のマルクス主義で頭を武装し、実践を率いて、活動を指導し、それによってより良く新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な事業を前へ推し進めるようではないか。 

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