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確固不動として改革を全面的に深化する

発表時間:2018-05-23 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:辛鳴 | 出所:「光明日報」(2018年4月17日)

  今年は中国の改革開放40周年であり、中国の改革開放はどこに向うかが外部から広く関心をよせている。このほど、習近平主席が博鰲アジアフォーラムの2018年年次例会の開幕式で基調演説を行って、これについて明確な回答をした。「新時代において、中国人民は引き続き自ら向上に励んでやまず、自ら革新し、確固不動として全面的に改革を深め、行く手に山があったら道を切り開き、川があったら橋を架け、長年累積した治療の難しい持病に、果敢にメスを入れ勇敢に利益の個体化する垣根を突破し、改革を徹底的に行うではないか」。この論断は中国共産党が改革開放を推進して高く自覚している政治的宣言だけでなく、中国社会が改革開放を推し進める断固たる意志の鮮明な表現であり、更に世界の発展・進歩・繁栄に希望をもたらす声でもある。 

  改革は広大な事業であり、進行形あるのみで、これで終わりということはない。40年も歌い声の高らかな躍進で、特に党の第18回代表大会から5年来、われわれは速くしかも着実に推し進め、中国は改革の面で多くの事をこなした。「豊かになり」、「強くなる」にせよ「中国の奇跡」「中国の統治」にせよ、改革開放の発奮進取なくして、これらはすべて想像しがたい。だが、百里を行く者は、九十を半ばとし、中国の改革はさらに多くの事にとりくまなければならない。われわれはすでにできた事を引き続きやりぬいてしかもより良くすまし、すでに提起してまだ実行していない事をしっかりと実行して、情勢の発展に適応しない事を正すべきである。改革を徹底的に行うには、引き続き改革開放前の旧体制、旧いモデルを徹底的な改革を行うだけでなく、改革過程で形成された一部の非科学的で、不合理な体制・モデル、行為・慣習を再び改革を行わなければならない。 

  具体的に言えば、改革の全面的深化に力を入れることである。われわれは「いっそう改革のの系統性・全体性・調和性の強化に力を注ぐ」。当面改革は深水区に入り、一つ一つの改革が他の改革に重要な影響を与え得り、かつ、他の改革との調和を必要とする。もしいつもある一方の改革に単独で突破するなら、このような改革はうまく行き、遠く行くことができないだけでなく、甚だしきに至っては改革にある程度の疎外をもたらす。経済体制の改革がもちろん引き続き引率する役割を発揮しなければならないが、同様に政治、社会、文化、生態、党建設、国防軍隊のなど各分野の改革の推進を加速しなければならない。われわれは「チャンスを逃がさずに重要な分野の改革を深化すべく」、各改革の相互促進、積極的促進しあい、全面的に推進し、重点的に突破し、引き続き改革開放推進の強い複合力を形成する。 

  改革は革命であり、革命はなお成功せず、同志は依然として努力しなければならない。改革は一体利益の調整と再調整である。40年の改革を経て、やり易いもの、みなが大いに喜ばせる改革はすでに完成したし、おいしい肉はすべて食べてしまって、残ったのはすべてかじりにくい硬い骨である。われわれは中国の改革は堅塁攻略期と深水区に入ると言ったのは、実は公平・正義を害し、社会の調和のとれる発展を制約する利益的構造に対する「革命」を行う時であり。習近平総書記は改革開放を「中国の第2次革命」と称して、革命をもって改革を比喩するのは、公平・正義の利益構造の構築を通じて、中国社会の更なるすばらしい未来に向ける生気と活力を涵養し、引き出すためである。 

  革命はまず自己の革命であり、他人の「チーズ」に触れ(利益を犠牲にし)るには、まず自分の周りの障壁「防御用の土塀」を壊す。習近平総書記は第18期第3回中央委員会全体会議の決議に関する説明をおこなった時すでに指摘したように、「改革を深める問題の上で、いくつかの思想的障害が体制の外から来たのではなく体制の内から来たのではある」。この話は意味深長でずしりと響く言葉である。改革を徹底的に行うには、われわれに果敢に自己革命をする気迫、堅忍不抜の根性で改革を推し進めるように求めて、思い切って長年の根深い問題を断固取り除かなければならず、思い切って深い段階の利益関係と矛盾に触れて、断固として思想観念の束縛を突き破って、断固として利益の固定化された垣根を取り除き、断固として社会生産力の発展を妨害する体制・仕組みの障害をなくし、断固たる自己革命で深い社会革命を推進して最後の勝利を勝ち取る。 

  改革は革新であり、「苟(まこと)に日に新たにせば、日日に新たに、又(ま)た日に新たなり(もしひとたび新しくしたら、そのあとも日々新しくして、さらにまた新しくする)」。改革が必ず古いものを変えなければならないが、それが目指すのは革新である。中国の特色ある社会主義制度を整備し発展させ国家統治体系とガバナンス能力の現代化を推し進めることは先に古人がやったことがない偉大な実践であり、これで中国社会の改革が「書物主義」に陥ってはならなく、硬直化に向かてはならず、「ニヒリズム」にも陥って根本を揺るがしてはならないが、更に「何でも簡単に取り入れて根本的な問題で致命的な誤りを犯してはいけない。必ず革新の精神で新しい道を歩み出さなければならない。特に中国の特色ある社会主義が新時代の突入に従って、人民大衆の素晴らしい生活への新しい期待が絶えず向上して、中国は日増しに世界の中心的役割を果たしており、更に改革には「中国の創造」「中国の道」「中国の精神」の「中国の統治(ガバナンス)」「中国の貢献」などを持つように求められる。この一連の「中国」は、5千年にわたった輝しい文明の伝承した東方の大国を意味するのみでなく、歴史の前進するロジックの中で前進し、時代の発展の流れの中で発展する現代化強国を意味している。 

  続けて見ると、中国の改革はもう中国だけの事柄ではなくあるいはもう主に中国の事柄ではなくなり、すでに世界的事柄になり始めるとともに、より深く突っ込んで世界的事柄となった。中国の改革は実はすでに中国を変えて世界に影響を及ぼすだけでなく、多くの面で、かなり大きな程度世界を形作り始めている。特に党の第18回代表大会から、中国共産党の人々は終始グローバルな広い視野、強いグローバル意識で、中国の国家統治(ガバナンス)とグローバル統治(ガバナンス)をともにはかり、グローバル統治(ガバナンス)を改善する責任を担うとともに国家に対するより善き統治(ガバナンス)を実現する。時代の呼びかけに呼応して、世界の大勢に順応し、改革を最後まで遂行することは中国の主張をうち出すことにより、中国の案をささげ出し、中国の力を発揮し、中国の知恵を広く伝え、積極的にグローバル統治(ガバナンス)体系の変革を推し進め、新しいタイプの国際関係を築き上げ、人類運命共同体の構築を推進して、人類のためにより大きな貢献をする。 

(作者、辛鳴、中央党校習近平新時代中国特色社会主義思想研究センターの研究員) 

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