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中国社会の主な矛盾の変化の重要な意義

発表時間:2018-01-30 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:顔暁峰 | 出所:『人民日報』(2018年01月04日)

  「中国特色のある社会主義は新時代に入り、中国社会の主な矛盾はすでに、人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾へと変化している」と習近平氏は党の十九大報告で提起している。中国社会の主な矛盾の変化を深く認識する現実依拠、中国社会の主な矛盾の変化を正確に把握する重要な意義は、中国特色のある社会を深く理解するための鍵で、小康社会の全面的な完成、社会主義現代化国家の全面的な建設を決勝するための戦略的基礎だ。 

  社会の主な矛盾の変化は、中国特色のある社会主義が重要で、歴史的成果を成し遂げたことを示し 

  中国特色のある社会主義は科学社会主義理論のロジックと中国社会発展歴史のロジックの弁証的な統一だ。新中国が成立して以来、共産党は経済と文化が比較的に遅れを取った東方の大国でどんな社会主義を建設し、社会主義をどのように建設するかという問題を終始して探索してきた。中国で社会主義を建設するためには、まずは中国社会の主な矛盾を明確にしなければならない。党の八大では、中国国内の主な矛盾は、人民が先進的な工業国を建設する要求と、後れを取った農業国の現実との矛盾、人民が経済文化の高速発展への需要と、当面の経済文化が人民の需要を満足できない状況との矛盾だということが指摘された。党の第十一回六中全会では、社会主義の改造が基本的に完成した後、中国が解決すべきだ矛盾が人民の日増しに増大する物質文化への需要と後れを取った社会生産との矛盾へと変換したということが提起された。 

  新中国が成立して以来、特に改革開放以来、共産党が社会の主な矛盾の解決に取り組み、社会生産を発展し続けてきた。また、人民需要のレベルも向上し、中身が拡張し続けてきた。長期にわたる努力によって、共産党は人民を率いて、中国特色のある社会主義が新時代に入るように推進し、中国社会の主な矛盾の変化を促進した。新時代に中国社会の主な矛盾の変化は重大な意義を持っており、中国特色のある社会主義が重大な歴史的成果を成し遂げ、科学社会主義が21世紀の中国で強い生機と活力を煥発することを示している。社会の主な矛盾の変化は、中国共産党が中国人民を率いて、中華民族の偉大なる復興を実現するために一心同体となって努力し、引き続き奮闘した結果で、党が中国特色のある社会主義の道を中国社会の主な矛盾を解決するための根本的なルートにしたうえで成し遂げた重大な成果だ。社会の主な矛盾の変化は、科学社会主義の基本的な原則と、中国発展の実況を結合し、党の基本的理論、基本的路線、基本的方略を堅持すれば、人民が素晴らしい生活への憧れ、中華民族の偉大なる復興を実現することができることを力強く証明している。 

  強調すべきなのは、中国社会の主な矛盾の変化は、我々が中国社会主義が位置する歴史的段階に対する判断を変えなかったことだ。中国が今も、かつ長期間社会主義初級段階にあるという基本的国情に変わりはなく、世界最大の発展途上国であるという中国の国際的地位に変わりもない。社会主義初級段階は長い歴史のプロセスだ。この長期的な歴史的プロセスにおいて、中国社会の主な矛盾は必ず社会の発展につれて変化していく。中国特色のある社会主義が新時代に入り、中国社会の主な矛盾変化は、人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾へと変化している。この変化は、社会主義初級段階という中国の基本的国情が変わったことを意味するのではなく、依然として社会主義初級段階という大きな歴史的段階において起こった変化で、新時代は依然として社会主義初級段階という総段階における新時代なのだ。 

  社会の主な矛盾の変化は、中国特色のある社会主義が新時代に入ったことを示し 

  時代は、特定な社会歴史のカテゴリーを説明する。異なる社会形態、異なる歴史時期、異なる発展段階は、異なる中身の持つ時代を形成している。社会の主な矛盾は、時代を区分する基本的依拠で、社会発展のプロセスにおいて主導的、支配的、決定的な役割を発揮しており、時代の各分野、各レベルを貫いている。中国社会の主な矛盾変化は、元の社会の主な矛盾が新たな社会の主な矛盾に代わり、中国特色のある社会主義が新時代に入ったことを示している。新たな社会の主な矛盾は、新時代の重要な中身と基本的な特徴だ。 

  衣食が満ち足りることを求めることから、環境保護を求めるまで、生存を求めることから、生態を求めることまで、先富論から共建共有まで、高速成長の段階から高質的な発展段階まで、このような要求は、新たな社会の主な矛盾の具体的な現れで、新時代の具体的な特徴だ。中国社会の主な矛盾の変化は、新時代中国特色のある社会主義が鮮明的な時代特長と時代中身を持ち、数十年前と比べてすでに同じレベルに位置するのではなく、社会主義初級段階の新たな発展段階に位置することを示している。30年前、中国は「十億人以上の人口を持ち、そのうちの八億人が農村にいて、基本的に手工の道具で食べていた。」今、中国は13億人以上の人口を持ち、そのうちの8億人は都市にいて、新型工業化、情報化、都市化、農業現代化が同時に発展する飛躍期にいる。理論と実践を結合して、新時代にどんな中国特色のある社会主義を堅持、発展すべきか、中国特色のある社会主義をどのように堅持、発展すべきかという重要な時代的課題を系統的に回答するためには、まずは中国社会の主な矛盾がどんな深刻な変化をしたかを明確にし、中国発展の新たな歴史的方位と段階的特徴をはっきりと把握しなければならない。習近平新時代の中国特色のある社会主義思想は、21世紀中国のマルクス主義として、その重要な貢献の一つとは、新時代に中国社会の主な矛盾を明確にしたことだ。この重要な政治論断は、中国社会発展の客観的な実際を深く反映し、党と国家の政策と方針、遠大な戦略を作成するための重要な依拠で、新時代に中国特色のある社会主義の偉大なる勝利を獲得するために重要な指導を提供した。 

  社会の主な矛盾の変化は、人民需要の拡張と向上、経済社会発展の前進と上昇を示し 

  社会の主な矛盾は、集中、凝縮、典型の形で社会発展の基本的関係、中核的要素、肝心な問題を反映し、社会発展の鏡のようなものだ。社会の主な矛盾は社会歴史の全過程にあるが、矛盾の内容は歴史の発展につれて変化する。中国社会の主な矛盾の変化は、社会主義が中国で成し遂げた巨大な成果の最高の証で、中華民族の姿がかつてない変化を起こした深い原因で、民需要の拡張と向上、経済社会発展の前進と上昇を示している。 

  中国社会の主な矛盾の変化を正確に把握するためには、二つの面から理解しなければならない。一方、人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要を深く認識すべきだ。人民の需要から見れば、新時代に、人民の需要は歴史的な変化をした。日増しに増大する物質文化への需要から日増しに増大する素晴らしい生活への需要へ変化した。人民の素晴らしい生活への需要は非常に広く、物質文化生活に対してより高い要求を提出したのみならず、民主、法治、公平、正義、安全、環境などの面における要求も日増しに成長している。もう一方、発展の不均衡・不十分問題を深く認識すべきだ。発展の状況からみれば、改革開放以来、中国経済社会発展の状況は歴史的変化を起こし、中国社会の生産力は全体的に著しく向上し、社会生産能力は数多くの面で世界の前列に仲間入り、より際立った問題は発展の不均衡、不充分問題で、すでに人民の素晴らしい生活への需要を制約する主な要素となった。不均衡、不充分の発展は、発展してからの発展現象で、次のような特徴を持っている。発展の品質と利益が低く、革新能力が強くなく、実体経済のレベルが低く、生態環境保護の道が遠い。また、民生分野も数多くの短所を持ち、貧困脱離の任務が極めて困難で、都市・農村区域発展と所得分配の格差が依然として大きく、民衆が就業、教育、医療、住居、養老などの面で数多くの難問に直面している。そして、社会文明のレベルがまだ低く、社会矛盾と問題が重なり、法に従い国を全面的に治める任務も依然として重く、ガバナンスシステムとガバナンス能力がまだ弱いなど。新しい社会の主な矛盾は発展と前進の中にある矛盾で、良性的な循環を成す矛盾だ。 

  社会の主な矛盾の変化は、小康社会の全面的な完成が間近になり、社会主義現代化国家の全面的な建設が進歩していることを示し 

  中国特色のある社会主義が新時代に入ったことは、党と人民が長期的に努力した結果で、党の十八大以来、習近平氏を中核とする党中央が初心を忘れずに、使命を銘記し、人民が素晴らしい生活への憧れを奮闘の目標とし、中華民族の偉大なる復興の実現という目標に向かって奮い起こして前進してきた結果だ。新時代は、小康社会の全面的な完成を決勝し、さらに社会主義現代化強国を全面的に建設する時代になったことは、社会の主な矛盾が変化した結果だ。 

  中国はすでに十数億人の衣食問題を解決し、小康社会を全体的に実現し、今は、小康社会を全面的に建設する征途にある。それによって、中国社会の主な矛盾は、人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾へ変化している。新しい社会の主な矛盾は、小康社会の全面的な完成を決勝するための堅実な基礎と十分な条件がすでに供えられたことを示している。また、新しい社会の主な矛盾は、中国は社会主義現代化国家の新征途を全面的に建設し、二つ目の百年の奮闘目標に向かって前進する条件と能力を持っていることをも示している。2020年から2035年まで、小康社会を全面的に完成したうえで、また15年間奮闘すれば、社会主義の現代化を基本的に完成することができる。2035年から今世紀の中頃まで、現代化を基本的に実現したうえで、また15年間奮闘すれば、中国を富強・民主・文明・調和・美しい社会主義現代化強国に建設することができる。社会主義現代化国家を全面的に建設するプロセスは、より均衡で、より充分な発展で、人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要を満足させるプロセスだ。党の十九大報告では、新時代の中国特色のある社会主義発展に関する戦略的配置が提起され、堅忍不抜で粘り強く社会主義現代化の新征途という壮麗な一章を力強く書き加えることが要求されている。 

  社会の主な矛盾の変化は、矛盾解決の方向、重点、ルート、メカニズムなどに新しい中身と要求が生じたことを示し 

  矛盾と矛盾解決の方法は共に成長している。党の十九大では、中国社会の主な矛盾の変化のみならず、社会の主な矛盾を解決するための新要求と新ルートも提示されている。 

  党の十九大報告では、中国社会の主な矛盾の変化は、全局に関わる歴史的変化で、党と国家の仕事に対して数多くの新要求を提出した。我々は発展を推進し続けた上で、発展の不均衡、不充分問題を解決し、発展の品質と利益を大幅に向上し、人民が経済、政治、文化、社会、生態などの面における日増しに増大する需要をより良く満足させ、人類の全面的発展、社会の全面的進歩をより良く推進すべきだ。それは、我々が社会の主な矛盾を認識、解決することに対して新しい要求を提出した。小康社会の全面的な完成を決勝する段階では、中国社会の主な矛盾の変化をしっかりと掴み、経済建設、政治建設、文化建設、社会建設、生態文明建設を統合的に推進し、重点の掴み、短所の補い、弱点の強化を強調し、特に重大リスクの防止・解消、正確な貧困扶助、汚染防止・統治の堅塁攻略戦を動揺せずに展開すべきだ。社会主義現代化国家を全面的に建設する一つ目の段階では、中国は革新型国家の前列に並び、ガバナンスシステムとガバナンス能力が現代化を基本的に実現し、社会文明のレベルが新しい高さに達し、人民全体が共同裕福に向かって堅実な一歩を踏み出し、現代社会管理構造を基本的に形成し、美しい中国の目標が基本的に実現される。会主義現代化国家を全面的に建設する二つ目の段階では、中国は物質文明、政治文明、精神文明、社会文明、生態文明が全面的に向上し、ガバナンスシステムとガバナンス能力の現代化を実現氏、先進的な総合的国力と国際影響力を持つ国となり、人民全体の共同裕福が基本的に実現され、中国人民がより幸福で、健康な暮らしを共有する。我々は終始して、習近平新時代の中国特色のある社会主義思想を指導に、社会の主な矛盾を解決する方向、重点、ルート、メカニズムを明確にし、社会の主な矛盾を解決する中で新時代の中国特色のある社会主義の美しい未来を作り出すべきだ。

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