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人民を中心とする発展の思想を深く突っ込んで理解する

発表時間:2017-12-06 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:汪信硯 | 出所:『人民日報』2017年11月24日

  発展は人類社会の永遠のテーマであり、人類社会が進歩する土台、中国の特色ある社会主義事業の絶えず前進する根本的前提でもある。党の第19回代表大会の報告が、人民を中心とする発展の思想を堅持し、個々人の全面的な発展と全人民の共同富裕を不断に促進しなければならないと指摘している。人民を中心とする発展の思想を深く突っ込んで理解し、着実に実行することは習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想を正しく把握し、全面的に貫徹し、我が国の経済社会の持続的、健全な発展を推進し、期限どおりに「二つの百年」の奮闘目標を実現する上で、重要な意味がある。 

  人民を中心とする発展の思想は人民の主体的地位を堅持するという根本原則を発展理論の上での創造的運用であり、中国の特色ある社会主義建設の過程における経済社会の発展の根本的な目的、動力、傾向などの問いかけに対する科学的な回答である。人民を中心とする発展の思想の内包は非常に豊富である。1、人民のために発展すること、これは発展する目的という問題に対する回答である。人民のために発展し、人民の福祉増進、人民の生活水準と質的の向上、人の全面的な発展の促進を根本的な出発点と立脚点とし、最も広範な人民の根本利益のしっかりとした実現、保護、発展を根本的な目的とすることである。2、発展は人民に頼ること、これは発展の原動力という問題における主張である。発展は人民に頼って、つまり人民を発展する原動力の源として、人民主人公である地位を十分に尊重し、人民の訴えた願い、創造した経験、有する権利、発揮した役割を十分に尊重し、人民大衆の創造的イニシアチブを十分に尊重することである。意識的に人民を師と仰ぎ、能力のある人には教えを請い、知恵のある人には策を問わねばならず、絶えず人民大衆の中から知恵と力をくみ取る。3、発展した成果を人民が共有すること、これは発展する傾向という問題に対する説明である。発展の成果は人民が共有することは、つまり発展した成果は全人民に行き渡り、共同富裕化を逐次実現する。 

  人民を中心とする発展の思想は共産党の執政の法則、社会主義建設の法則、人類社会発展の法則に対する深い認識と意識的運用を体現している。 

  創造的に唯物史観を運用する。唯物史観は、人民大衆は歴史の真の主人公であり、社会の物質、精神的富の創造者と社会革新の決定的力だと考えている。人民を中心とする発展の思想は唯物史観を持って現代中国の発展の情勢を観察し、現代中国の発展の難題解決に運用し、現代中国の発展する目的、動力と傾向について考え、人民のために発展し、人民に頼って発展し、発展の成果を人民は共有するという結論を得た。 

  党の根本的な目的を生き生きと解釈する。党の根本的な目的は誠心誠意人民のために奉仕することである。この根本的な目的は党が最も広範な人民の根本利益の忠実な代表者と断固たる保護者と決定付けて、党のすべての活動が必ず最も広範な人民の根本利益を最高基準にしなければならないのである。人民を中心とする発展の思想は党の根本的な目的の必然的な要求だけでなく、党の根本的な目的の深い体現でもある。党の根本的な目的を堅持するには、絶えず広範な人民のために利益を図り、発展した成果をより多くより公平に全体の人民に恩恵をもたらすようにしなければならない。 

  中国の特色ある社会主義の理論体系を豊かにし発展させる。人民を中心とする発展の思想を堅持するには、人民大衆の根本利益から出発し発展成果をはかり、成果を促し、絶えず人民大衆の日増しに増大する素晴らしい生活への需要を満たし、人の全面的な発展を促進するよう努めなければならない。人民を中心とする発展の思想はどのような発展を実現するか、どのように発展するかという基本的問いかけに一つの方面から科学的に答えただけでなく、誰のために発展し、発展が誰に頼り、発展の成果を誰が有するかという問題にも明確に答えた、これは中国の特色ある社会主義の理論体系を豊かにし、発展させたことである。 

  まさに習近平同志が言ったとおりであり、「人民の素晴らしい生活へのあこがれは、われわれの奮闘目標である」。発展は人民のために、発展は人民に頼り、発展の成果が人民は共有し、つまるところ人民大衆がより多くの獲得感を得るようにしなければならない。人民を中心とする発展の思想を堅持するには、新しい発展理念を貫徹し、改革を全面的に深め、より多く物質的富と精神的富を創造し、より多くの優良品質のエコ製品を提供し、絶えず人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要を満たすようにしなければならない。 

(作者部門:武漢大学哲学学院)

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