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新常態という大きな法則で情勢を見、発展をはかる

発表時間:2017-10-11 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:王一鳴 | 出所:「人民日報」(2017年8月22日07版)

  党の第18回代表大会以来、習近平同志を核心とする党中央は我が国の経済発展について新常態の重要な判断を下して、新しい理念を発展する指導として、供給側構造改革を主軸とする政策体系を形成し、安定しつつ前進を求める全体の基調を国家統治の重要な原則と経済活動をしっかりと行うの方法論とする。習近平同志は何度も強調し、「新常態を認識し、把握し、リードすることを当面と今後一時期に経済活動をしっかりと行う大きな法則とする」。今年4月、中国共産党中央政治局が開催した現在の経済情勢と経済工作会議を分析し、研究するの上で、習近平同志は再度強調し、新常態という大きな法則で経済情勢を研究し判断することを堅持しなければならず、確固不動として経済構造の戦略的調整を推し進めるべきである。新常態の大きな法則で情勢を見発展をはかることは、当面と今後一時期の経済活動をしっかりと行う基本的規範であり、経済の長期に好調に向かうファンダメンタルズを強化し、我が国の経済は、分業は最適化、構造はより高い形態、分業のより最適化、構造のより合理的な段階へ発展変化するよう推し進めるのに重要な意義を持っている。 

  新常態の下で中国の経済は全体として好調に向かうファンダメンタルズは変わっていない 

  中国の経済は新常態に入って、最も直観的な変化は経済の成長速度の転換であるが、本質の特徴は経済構造の調整と発展パターンの転換であり、もたらしたのは我が国の経済発展がさらなる高い段階に邁進する戦略的チャンスである。習近平同志が2014年に指摘したように、経済発展は新常態に入り、我が国がなお、大きく発展できる重要な戦略的チャンスにめぐまれた時期にあるという判断を変えていない、重要な戦略のチャンス期の内包と条件を変えていない、我が国の経済発展の全体が好調に向かうというファンダメタルズを変えていない、変えるは経済発展のパターンと経済構造を変えている。 

  経済が好調に向かう態勢が更に明らかになる。新常態に入った中国の経済は、主要な経済の変数関係は大いに調整し、経済の減速する圧力が大きなる。どのように経済発展の新常態のもたらした新しい変化を見るか、習近平同志は意義深く指摘し、経済発展は新常態に入ったのは、我が国の経済発展の段階的な特徴の必然的な反映であり、人の意志により変わるものではない。経済の減速が挑戦であり、迫られてパンターン転換・構造調整の重要なチャンスでもある。ここ数年来たゆまず経済構造の戦略的調整を推し進めたことを通じて、特に2016年以来供給側構造改革を推し進め、昨年後半から、我が国の経済の動きは多方面で積極な変化が生じて、工業製品価格指数はマイナスからプラスに転じ、工業起業の付加価値の伸び率は下降から上昇に転じて、企業の収益は下降から上昇に転じた。今年上半期、経済の動きが安定し通好調に向かう態勢が更に次第に明らかになり、国内総生産は前年同期比6.9%増加し、経済規模の基数が絶えず増大する状況の下で、経済の成長速度は連続して8つの四半期6.7%~6.9%の範囲内で維持し、世界の主要な経済体の上位にランクされている。中国の経済が安定しつつ好調に向かう態勢に世界経済への自信を強め、我が国の全面的に改革を深め、マクロ政策の目標を実現するための余地を広げた。 

  構造調整の進化は質とパフォーマンス向上を促進する。 

  新常態の大きな法則で情勢を見て発展をはかることは、成長率を見るだけでなく、更に経済構造の変化と質の改善を見るべきである。経済構造調整・最適化を見ると、今年上半期、消費は引き続き経済成長の主な原動力となって、最後消費の経済成長に対する寄与率が63.4%で、「3つの牽引力」の首位をしっかりとキープしている。サービスが経済を主導する特徴は更に明らかになり、サービス業の伸び率が第2次経済のそれを上回り、サービス業の経済に占める割合が54.1%に達した。消費高度化に適応する業界は急速な発展を遂げ、工業ロボット、都市軌道車輌、IC(集積回路)、太陽エネルギー電池、スポーツ型が多目的用車(SUV)の生産高がそれぞれ52.3%、31.6%、23.8%、21.6%、19.7%に増えた。在来業界内部の構成は改善され、セメント、製紙、掘削機などの業界のベストテンの企業の市場占有率は2012年比それぞれ約31、5.2と17.2%増となった。質とパフォーマンスの改善を見ると、今年上半期、一定規模以上の工業企業の収益が全ね同期比22%増加し、2012年以来同期の最高水準となった。住民は1人当たり可処分所得は実質的に7.3%増となり、前年同期の経済伸び率を0.4ポイント上回った。財政収入増は加速し、全国の一般の公共予算の収入が9.8%増、前年同期比2.7%を上回った。こうした積極的な変化は次のことを表明し、戦略的不動心を維持し、減速する圧力をパターン転換・構造調整の原動力に転化しさえすれば、経済の発展を押し上げて新たな段階に達することができる。 

  経済発展が質・パフォーマンス向上の新段階に入るよう推い進める。新常態の大きな法則で情勢を見て発展をはかっるには、弁証法、2面論を堅持し、成績も見れば、困難も見なければならないうえ、信念を固め、困難に立ち向かい、新しい発展の道筋を切り開く。現在、世界経済は引き続き複雑にな変わり、主要な経済体は緩やかに回復する態勢が見れれるが、国際金融危機の影響は今なお続き、先進国の量的緩和の通幣政策の逆方向の調整は世界における資産再配置と金融市場の揺れ動きを引き起こして、米国の経済政策の不確定さは依然として外部作用による衝撃を引き起こすかもしれない。我が国の経済の動きにおいてまた多くの矛盾と問題が見られ、経済発展のパフォーマンス向上の原動力は依然として不十分で、企業収益の改善はかなり大きな程度価格の上昇にりもたらされ、経済構造のアンパランスの矛盾が依然として際立って、業界や企業・地域の分化す態勢は依然として比較的に明らかで、持続可能な中高速成長の実現は依然として挑戦に直面している。経済の動きに現れた新しい変化に対して、戦略の不動心を維持し、新常態の大きな法則にしたがって、確固不動として供給側構造改革に取り組み、新技術、新産業、新業態、新モデルなどの新しい供給力の強化に力を入れ、新しい供給を拡張周期に入るよう推し進め、経済の長期的に好調に向かうファンダルメンタルズを強化し、経済発展が質・パフォーマンス向上の新段階に入るよう推し進める。 

  供給側構造改革は経済発展の新常態をリードする 

  経済発展の新常態に入ると、マクロの経済管理はどこに向うか、習近平同志は次のように指摘し、我が国の経済の動きが直面する際立っている矛盾と問題、周期的、総量的な要因があるが、その根源は重要な構造的がアンバランスで、経済循環がスムーズでないことを招いたのは、供給側、構造改革の上で解決の方法を考えなければならない、需給関係の新しい動態的なバランスを実現するよう努めなければならない。もしまた今まで通りに、主に投資の需要の拡大で経済成長を押し上げる方法を取れば、構造的のアンバランス問題を解決できないだけでなく、生産能力過剰を募らせ、投資の効率を下げて、債務のレバレッジ率を高め、経済循環が阻まれてしまう。したがって、経済活動の重点を需要側から供給側に転換し、構造改革の上から活路を探しなければならない。習近平同志が強調したように、供給側構造改革を推し進めるのは我が国の経済発展が新常態に入る下で必然的な選択であり、経済発展の新常態の下で我が国のマクロ経済管理が必ず確立しなければならない戦略的構想である。 

  供給側構造改革は経済発展をリードして安定・好転に向かっている。昨年以来、「三つの解消、一つの低減、一つの補強」から手を付けて、供給側構造改革は逐次展開し、供給構造の最適化、質・パフォーマンスの向上の推進に肝心な役割を発揮した。過剰生産能力は引き続き解消し、2016年に鋼鉄、石炭生産能力の削減する目標・任務を超過達成したことを踏まえて、今年6月末まで、生産能力削減に鋼鉄は5636万トン、年間の目標・任務を超過達成した。石炭は1.11億トン、年度の目標・任務の74%を達成した。不動産在庫の削減が引き続き推し進められ、6月末まで分譲住宅の面積に前年同期比9.6%下がった。デレバレッジング(債務圧縮)が初歩的成果を収め、マクロ的レバレッジ率は次第に安定的になり、企業の貸借対照表は引き続き改善されている。6月末、広義の通貨供給量(M2)の残高の伸び率は9.6%に下がった。5月末の一定規模以上の工業企業の資産負債率は56.1%で、前年同期比0.7%に下がった。コスト下げに力を入れ、減税・料金下げの措置を続々と発表し、通年で企業のために1兆元以上の負担を軽減することができたと見込まれる。弱い部分を補うのはより的確で、上半期に生態環境保護、教育、水利、交通の投資がそれぞれ46%、17.8%、17.5%と14.7%伸びた。供給側構造改革は効果的に需給関係を改善し、市場の出清を加速し、工業企業の収益の改善に対して重要な支える役割を果たして、経済発展をリードし安定・好調に向かっている。実践が証明しているように、供給側構造改革の政策決定は全く正しいのである。 

  供給側構造的改革は経済の新しいバランスの実現を推し進める。現在我が国の経済の動きに見られる各種の矛盾と問題は、表現方式がこそ違うが、その根源がすべて重要な構造的アンバランスだ、主として実体経済の構造の供給と需要のアンバランス、金融と実体経済のアンバランス、不動産と実体経済のアンバランスとして現れている。効果的に重要な経済構造的アンバランスに対処し、供給側構造改革の絶えざる新分野の開拓、新内包の豊かにした。実体経済の構造の需給アンバランス、在来産業の収益力の低下などの問題に対応して、実体経済の振興に大いに力を入れ、実体経済が市場ニーズの変化に適応するようを推し進め、製品のモデルチェンジを加速し、製品の品質と技術のレベルを高め、企業のイノベーション能力とコアコンピテンスを強めることをはっきりと求めた。金融と実体経済のアンバランス、金融リスクが絶えず集積する問題に対して、金融管理監督を強化し改善し、マクロ・レバレッジ率の必要以上の急上昇を抑え、金融リスクを防ぎ、解消し、金融安定と安全を守る。不動産と実体経済のアンバランス、高い住宅価格と高い在庫の共存問題に対して、国情に合い、適応する市場ルールの基礎的制度と持続できる仕組みの確立を加速し、不動産市場の穏やかに健全な発展を促進する。重要な経済構造のアンバランスの解決は簡単に一挙に成功することがあり得ず、たゆまず頑張らなければならず、長く続けていき、実践中で絶えず新しい道筋を探求しなければならない。 

  供給側構造改革の根本的な道筋は改革を深めることである。習近平同志は次のように指摘し、供給側構造改革は、最終の目的が需要を満すこと、重点な方向は供給の質を高め、根本的道は改革を深めることである。供給側構造改革を深めるのは、最も根本なのは市場の資源配置機能を強化すること、市場の資源配置において決定的役割の発揮との政府機能のよりよい発揮する体制の健全化をはかる。現在、最も切実に必要なのは企業の退出仕組みの確立を加速し、ゾンビ企業の処理を突破口として、市場化法治化の退出通路を確立し、「退出できない、死なれない」の問題を解決し、真に市場の出清を実現する。産業高度化仕組みの形成を加速し、資産のリストラ、資本の統合、産業の融合を道筋として、企業の合併再編を推進し、国有企業の混合所有制改革を推し進め、制造業とサービス業の融合、農業の「2次産業または3次産業との連結」、在来産業が新技術・新しいモデルの接木を促進し、真に産業の高度化を実現する。インセンティブメカニズムの健全化を加速し、知識財産権の保護を厳格にし、技術の最端的開拓と技術の拡散を促進し、すべての要素の生産性を真に高める。 

  安定しつつ前進を求める活動全体の基調堅持して、我が国の経済発展の長期的安定成長を推し進める 

  党の第18期代表大会以来、習近平同志は毎回の中央経済工作会議の上で安定しつつ前進を求めるを活動全体の基調を強調し、昨年末に開催した中央経済工作会議ではさらに国家統治の重要な原則と経済活動をしっかりと行うの方法論と格上げた。安定しつつ前進を求めることは、事実に基づいて真実を求める思想的方法と経済の法則に従うの科学的な態度を体現した。歴史的な経験は表明し、実際を離れ、成功を急いだら、往々にして倍の力を費やしたところで、半分の効果しか上がらず急がば回れとのことだ。安定しつつ前進を求めることを堅持してこそ、経済発展の新常態によりよく適応しリードすることができ、供給側構造改革の絶えざる深化を推し進め、我が国の経済発展の長期的安定成長を推進する。 

  安定を保つマクロ経済の運行環境。現在、安定を保つ経済の運行環境、マクロの政策の一貫性と安定性を維持して、とても積極的な財政政策と穏健な貨幣政策を実施して、リズム、時機、力度と平衡をよくとらえて、緩さを重視してよく合って、全体の計画案配を強化するのが調和して、政策の実施する有効性を強めます。各減税を実行して下がって措置がかかりを加速して、企業を強めて感を獲得します。有効規格地方政府は借金して融資して、断固として劣性の債務の増分を抑制します。貨幣政策と金融の厳しい管理監督を強化するのが、てこの間の調和に行く協力して、てこの力度とスピードによくとらえていって、防衛と制御の金融のリスクは、てこ率が必要以上の速さで上昇するのを免れて、また貨幣の供給の方法に適応して新しく変化して、良い通貨供給量を調節して、金融の体系の移動性が適度に安定的なことを維持します。 

  金融リスクの防御・抑制をいっそう重要な位置に置く。ここ数年来、我が国の金融業は急速に発展し、金融リスクは全体としてコントロールすることができる。しかし次のことを見て取らなければならず、国内外の要因の総合的影響の下で、金融リスクは集積・釈放の圧力も増大しつつある。ここ数年来、我が国の株式市場、為替市場、不動産市場、債券市市はすべて変動が現れたことがあり、各類のリスクの波及も強まり、リスク管理・抑制の難しさを増えた。最低ライン思考を強化し、重点分野のリスク検査を強化し、経済と金融の全体の安定を維持する前提の下で、決心を下し一部のリスク点を処理して、リスクの過度集積を避けて、システミックな金融リスクが発生しないように確保する。リスクは挑戦であり、迫られてパターン転換構造調整のチャンスでもある。リスク管理の体制・仕組みを革新し、リスクガバナンス体系とリスクガバナンス能力の現代化を推し進める。 

  市場の期待の安定と誘導ををいっそう重視する。マクロコントロールはかなり大きな程度市場の期待に対する管理である。特に経済の市場化程度の絶えざる高まるに従って、マクロ政策のスピルオーバー効果は増大し、市場主体は政策のシグナルに対して更に敏感になり、市場の期待を管理する重要性が明らかに上昇している。市場の期待を安定するには、政策の透明度を高めるよう求め、市場主体との交流を強化し、市場の期待を誘導する能力を強め、しかし最も根本的なのは改革開放を堅持し、国有企業、財政租税、金融などの基礎的分野と肝心な部分の改革を深め、開放型経済の新しい体制の構築るを加速する。現在、財産権保護制度の建設をいっそう重視し、「財産権保護制度の健全化、法律に基いて財産権保護に関する中国共産党中央・国務院の意見」の実行を急いで、企業家精神を引き出し保護し、重要な改革措置で市場主体の確信を強める。 

(作者部門、国務院発展研究センター)

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