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安定しつつ前進を求める国家統治の重要な原則を把握する

発表時間:2017-10-11 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:唐洲雁 | 出所:「光明日報」(2017年8月21日)

  党の第18回代表大会以来、習近平同志を核心とする党中央はずっと安定しつつ前進を求めることを経済活動をしっかりと行う全体の基調とした。昨年末の中央経済工作会議では、「安定しつつ前進を求めることが国家統治の重要な原則であり、経済活動をしっかりと行う方法論でもある」と提起された。安定しつつ前進を求めることを経済分野の活動全体の基調から国家統治の重要な原則として格上げるとともに、それを諸般の活動を指導してしっかりと行う基本原則、基本方法と基本的規範とすること、これは中国の特色ある社会主義建設の法則に対するの深い総括であり、マルクス主義の哲学を活かし刷新して発展したことを表して、わが党は国家統治の法則に対する認識との深化と昇華を具現している。 

  安定しつつ前進を求めるのは経済活動全体をしっかりと行う基調だ 

  党の十八回代表大会以来、党中央は絶えず経済活動に対するの指導を強化し、改善して、発展の方法で前進途上の問題を解決することを堅持して、経済の発展が新常態に入った大きな趨勢の下で、果敢に堅塁攻略し困難を克服して、新しい発展の理念で新しい発展を導き、中国の経済が安定しつつ好調に向かい、安定しつつ前進する新局面を切り開いた。 

  党の十八回代表大会以来、習近平総書記は安定しつつ進歩を求める重要性を繰り返し強調して、それを経済活動をしっかりと行うという全体的基調・要求として格上げた。たとえば、2012年の中央経済工作会議は、安定しつつ進歩を求める活動全体の基調に従って、適時にマクロコントロールを強化し改善し、安定成長を更に重要な位置に置くと打ち出した。2015の中央経済工作会議ではさらにマクロ政策による経済の安定化、産業政策による的確な方向付け、ミクロ政策による市場の活性化、改革政策による改革の徹底、社会政策による民生最低ラインの保障という全体的構想を打ち出された。2016年の中央経済工作会議は安定しつつ前進を求める活動全体の基調の貫徹を強調したのは、戦略的不動心を保ち、問題解決志向、レッドラインの思考を堅持し、釘を打ち込む精神を発揚し、着実に一歩一歩前へ邁進して、安定成長、改革の促進、構造の調整、人民の生活に恩恵をもたらし、リスクを防ぐ諸般の活動を全面的にしっかりと行い経済の安定かつ健全な発展と社会の調和安定を促進することである。したがって、安定しつつ前進を求めるに関する習近平同志を核心党中央の活動全体の基調は、我が国の経済発展の法則を正しく研究・判定したことを踏まえて逐次形成されたもの、経済活動を指導し展開した具体的な実践の中で絶えず総括してまとめてきたものだ、これは経済発展の新常態の下で新問題・新挑戦に対応する全体の原則と要請であり、経済活動をしっかりと行うの重要な方法論でもある。 

  安定しつつ前進を求めることはまず経済活動の中で安定しつつ前進することであり、その中で安定が大局であり、主な基調だ。経済社会が安定してこそ、改革開放と経済構造の調整を深化するために安定したマクロ環境を作り出すことができる。安定と前進が有機的統一し、互いに促進する弁証法的関係で、その中で安定の重点は経済の動きの上でおき、前進の重点は改革開放と構造の調整の上に置くと言ってよい。安定しつつ前進を求めることを堅持することは、安定している前提の下で肝心な分野においてある程度前進し、度合いをよくとらえる状況の下で重点の一環でなすべきことを必ずなし遂げる。2015年の中央経済工作会議は更に安定しつつ前進を求める全体の基調と全体の経済活動の弁証法的な関係を詳しく説明して、戦略の上で安定しつつ前進を求め、リズムと力の度合いをよくとらえることを堅持し、戦術の上で肝要なところをつかみ、主として過剰生産能力の解消、過剰在庫の消化、過剰債務の縮減、コストの引き下げ、脆弱部分の補強にしっかりと取り組むという五大任務にしっかりと取り組む。戦略の上で持久戦を堅持し、戦術の上で殲滅戦をしっかりと行い、我が国の経済の動きが全体として安定し、安定しつつ前進し、安定の中で好調に向かうよう確保すると打ち出した。 

  安定しつつ前進を求める活動全体の基調を堅持すること、これは経済発展の新常態の下での必然的な選択である。党の第18期代表大会以来、国際情勢は非常に複雑な変化が生じて、世界経済の不安定・不確定要因は更に増え、回復する原動力が不足している。同時に、我が国の経済発展も新しい特徴が現れて、経済成長の速度は急成長から中高速成長に転じて、経済発展のパターンは規模とスピード型の粗放型成長から品質・効率型の集約成長に転じ、経済構造は増加分による生産能力の拡張を主とすることからストック資産の調整・増加分の最適化の並行した深い調整に転じ、経済発展の動力は伝統の成長分野から新しい成長分野に転じいる。この背景の下で、党中央のとる戦略方針は、経済発展の質・効果の向上を中心とした安定しつつ前進を求めることに現れている。このような発展条件と発展する要求の変化を正しくとらえなければならず、いっそう意識的に経済発展の質と効果の向上を中心とすることを堅持し、経済構造の戦略的調整の推進に力を入れる。これは我が国が更に高い発展段階に進むには必ず越えなければならないハードルである。したがって、経済活動の推進にあたって、発展を見ながら基礎をも見てとる。成績を見るとともに、潜在的成績をも見るべきだ。GDP増を重視する一方、更に人民の生活の改善、社会の進歩、生態的効果の向上をより重視しなければならない。経済発展の新常態の下で、堅塁を攻略し難関を克服する勇気を強めるとともに、強大な戦略的不動心を維持しなければならない。危機意識を持ちながら、歴史的な根気良さも必要である。要するに、安定しつつ前進を求める活動全体の基調を堅持し、経済の中高速度成長、改革開放のさらなる推進、人民の生活の持続的改善、社会の大局の全体的安定を維持するために、きわめて重要な指導的意義がある。 

  安定しつつ前進を求めることは「五位一体(経済建設、政治建設、文化建設、社会建設、エコ文明建設)」の全体配置を統一的に推進し、改革と発展と安定を正しく処理する方法論である 

  経済活動をしっかりと行うには安定しつつ前進を求めることを堅持べきだけでなく、「五位一体」の全体配置を統一的に推進し、全面的に改革を深めることは、同様に安定しつつ前進を必要しなければならない。錯綜複雑な国際情勢と国内の改革・発展・安定のきわめて困難な任務に直面して、第18期第3回中央全会は全党に安定しつつ前進を求める活動の全体の基調を堅持し、落ち着いて各種のリスク・挑戦に対応して、社会主義の経済建設、政治建設、文化建設、社会建設、エコ文明建設を全面的に推進するように求めるいた。党の十八回代表大会以来、経済、政治、文化、社会、エコ文明の建設と全面的な改革の深化を統一的に推進する具体名実践において、習近平総書記が安定しつつ前進を求める経済活動全体の基調を逐次「五位一体」の全体配置と改革・発展・安定を正しく処理する科学的な方法論を向上させた。 

  経済建設はその他各方面の建設と緊密に繋がっている。まず、経済建設は政治建設、文化建設とその他各方面の建設に離れられないし、その中で政治建設は経済建設のために重要な保障的役割を提供し、文化建設経済建設のために精神的サポートを提供し、社会建設とエコ文明建設は経済建設のために新しい動力を注ぎ込む。その次に、経済建設はまた政治、文化、社会とエコ文明建設のために堅実な物的基礎を提供し、経済建設が安定しっつ前進することが政治の興隆、文化の繁栄、社会の安定、生態の調和を実現する前提である。経済活動は党の中心的な活動であり、社会主義は民主政治を発展しても、社会主義の先進文化を建設しても、経済建設の着実な向上を離れることができないと言ってよい。同じように、経済建設が安定しつつ前進してこそ、よりよく人民の生活に恩恵をもたらし、社会の安定を守ることができる。経済建設が安定しつつ前進してこそ、資源、環境と生態のレッドラインをしっかり守ることができ、青い空、緑の大地、清らかな水のすばらしい郷里を建設することができる。したがって、社会建設であれ、エコ文明建設であれ、経済活動をしっかりと行うことを離れることができないし、安定しつつ前進を求める活動全体の基調を堅持しなければならない。政治体制改革と文化事業の発展は、更に秩序立って推し進めることが必要で、失敗してはならない。こうしたことは、安定しつつ前進を求めることはわれわれの経済活動全体の基調であり、その他の各方面と社会にかかわる諸活動をしっかりと行うための全体の基調だと物語っている。当然ながら、ここでいう「安定」は、マクロ経済政策の基本的安定を維持し、経済が安定しより速い発展を維持し、物価の総水準の基本的安定を維持するするだけでなく、社会の大局安定維持をも指している。ここで言う「前進」は、経済発展のパターン転換の上で新しい進展をとげ、改革開放の深化で更に新しい突破を得るだけでなく、人民の生活の改善にも新しい成果を上げることを指している。要するに、安定しつつ前進を求めることを通じてこそ、経済社会の安定した発展するを実現し、「五位一体」の全体配置をを統一的に推し進めることができ、資源、環境と生態の最低ラインをしっかり守って、人民の生活を保障し改善する最低ラインを守り、システミックリスクの最低ラインを守り、改革・発展・安定の関係を正しく処理することができる。     

  改革は現代の中国の運命を決定するカギである。改革を全面的に深めるには安定しつつ前進を求めなければならず、大きな勇気をもち、着実に進めることとの関係を適切に把握し処理し、一部の重要な分野の改革は一挙に成し遂げて終わりになるものではなく、一歩一歩着実に進めて、歩調が速くて安定している。改革・発展・安定の関係を正しく処理することは、社会主義現代化建設の永遠のテーマである。改革は経済と社会の発展の強大な動力であり、我が国の経済社会の持続的発展と国家の長期安定のために堅実な基礎を築きあげる。発展は絶対的道理であり、我が国のすべての問題と矛盾を解決するには、肝心なのは自国の発展にたよる。安定は改革と発展の前提であり、安定的な政治環境と社会環境がなければ、いかなる改革と発展も話にならない。当面改革・発展・安定との関係をうまく処理するカギは安定しつつ前進を求める活動全体の基調にしたがって、改革の度合い、発展するスピードと社会の受容度と統一にすること、人民の生活を絶えずを改善することを改革・発展・安定の関係を処理する重要な連結点として、改革と発展を推し進める過程で政治と社会の長期安定を実現し、党と国家の長期安定を実現する。 

  安定しつつ前進を求めることは国家統治の法則に対する認識を深めることである 

  党の十八回代表大会以来、習近平同志を核心とする党中央は複雑でめまぐるしく変化する国内外の環境に基づいて、絶えず国家統治の法則の認識を深め、一連の国家統治の新理念・新思想・新戦略を形成した。安定しつつ前進を求めるという重要な原則は、わが党が国家統治の法則に対する認識のさらなる深化である。 

  どの国家、どの民族の進展にもなお起伏、ひいては曲折に満ちている。新中国成立の初期、我が国の社会主義建設の実践探求においても回り道を歩いたことがあり、例えばかつて所有制度関係の純正化を急ぎ、建設の速度挙げにせっかちで、経済発展の成功を急ぐ現象があった。安定と前進の関係をうまく処理していないため、国民経済の割合のバランスにつながり、生産力の破壊をきたし、人民の生活がかなり大きな困難に出くわし、教訓は非常に深刻であった。改革開放以来、わが党が執政の経験を総括して、歴史的教訓をくみ取って、経済社会発展の内在的法則をうまくとらえ運用して、改革・発展安定との関係を正しく処理し、あくまでも揺ぎなく、動揺したり、怠ったり、無茶をしたりせず、堅持し、数年毎に我が国の経済発展を新しい大台に上るようにし、現在はすでに世界2番大きな経済体に躍進した。これらの世界の注目を引く成果得たのは、足を地に着け、一歩一歩着実に推し進ることに頼って絶えず前進して、その目的は安定しつつ前進を求め、前進する中で変革を求め、変革する中で革新を求める。歴史と現実とも次のことを十分に物語って、安定と前進の弁証法的な関係を正しくとらえてこそ、党と人民の事業は更に長期にわたって発展することができる。 

  安定しつつ前進を求めることを国家統治の重要な原則として格上げることは、中央指導集団の戦略的自信と戦略的不動心を示した。わが党は一貫して改革・発展・安定の関係をうまく処理することを重視し、経済の大きな変動と社会が激動が現れることを防止し、財政・租税、金融、価格、投融資、民生保障など分野の改革を深め、一部の長期にわたり経済社会発展の際立った矛盾を解決された。我が国の経済の動きは合理的な区間で維持し、質と効率は絶えず向上され、経済構造は持続的に最適化し、改革開放は新しい突破を遂げ、人民の生活水準は更に高まって、環境の質は改善され、社会の大局は安定を保っている。これらの成果を得たのは安定しつつ前進を求めるという国家統治の重要な原則を堅持したからであり、わが党は国家統治の政治法則に対する深い認識と把握を集中的に体現している。実践は証明しているように、習近平同志を核心とする党中央は安定しつつ前進を求める国家統治の重要な原則を堅持し、我が国の改革と発展の情勢について打ち出した重要な判断、改革と発展の各分野について打ち出した重要な方策、改革と発展の構想・方法について行った重要な調整は、我が国の実際に完全に合致し、著しい成果を得た。 

  安定しつつ前進を求めることを国家統治の重要な原則として格上げるのは、マルクス主義哲学を堅持し、運用し発展するのである。安定しつつ前進を求めること、マルクス主義の矛盾・統一する原則を十分に体現した。マルクス主義哲学は、矛盾は物事がつながる実質の内容と物事の発展する根本的な原動力である。これは人々に世界を認識し、改造する過程において必ず、矛盾する中で統一をとらえ、統一の中で矛盾をとらえなければならないことを求めるいる。安定と前進がこのような1対の矛盾的関係である。安定は相対的に静止する状態を維持するが、前進は物事の発展、一種の絶対的な運動である。同時に、安定と前進は弁証法的統一の関係であり、不安定なら前進し難く、前進してこそさらに安定になり、安定はより良い前進であり、二者は互いに促進し合い、相互補完している。われわれは決して安定と前進を切り離してはならず、安定するために碌にすべきことに取り組まず、ふるい殻にとじこもって、停滞して前進しないくてはならないが、同様に前進するためにのぼせてはならず、いまの世代に害をもたらし、後世に害を残す。現在、国内外の経済政治情勢は更に複雑で変化が多くて、不確定要因がもたらした挑戦はますます多くなり、こうしてわれわれは必ず安定と前進の関係を弁証法的にとらえ、「安定」の前提の下で経済社会の各分野ともある程度向上させるようと推し進めるよう努め、なすべきことを成し遂げて、歩調を速めて1歩1歩しっかりと歩み、それによってより良く「前進する」目標を実現する。 

  安定しつつ前進を求める重要な原則は全面的な小康の完成・決勝と中国の夢を実現する全過程に貫く 

  事業は前進し、発展するほど、新しい状況と新しい試練がますます多くなり、直面する思いもよらない事が多くなる。現在、我が国は全面的に小康社会の完成・決勝のラスト・スパート段階にあって、1つ目の百年目標は間もなく実現するが、2つ目は百年目標はすでに確立した。勝利は目前に迫っているほど、われわれはもっと気持ちを落ち着けて冷静な態度をとって、安定しつつ前進を求める重要な原則を国家統治の各分野の全過程を貫いて、全面的な小康の完成・決勝・中国の夢を実現する全過程を貫き、各種の複雑な問題と挑戦に立ち向かい解決する過程で、誤りを犯すことを少なくし、回り道行きを少なくし、発展の新しい原動力を強め、改革の新しい原動力を増やし、競争の新しい優位を増える。 

  全面的な小康を実現するには安定しつつ前進を求めなければならない。全面的な小康の完成・決勝は、決して再度が質を重視せずに規模と速度を盲目的に追求し、スピードを盲目的に追求し、一方的に量的拡張を求めることではない。全面的な小康のキーポイントは「全面的」で、本質は「共有」である。アンバランスの小康、発展の持続不可能な小康、人と自然の矛盾が際立った小康は、すべて真の意味の上の全面的な小康ではない。われわれは全面的に小康社会を建設するには、必ず全面的に改革を深める全体の要求をうまくとらえなければならず、全面的に改革を深める重要な関係をうまく処理しなければならない。必ず中国の特色ある社会主義の法治化道に確固不動として歩みまなければならず、中国の特色ある社会主義法治体系を確立し整備しなければならない。必ず全面的に党の厳しい統治を堅持しなければならず、わが党を社会主義現代化強国を建設する強靱な指導の中核に築き上げる。 

  中華民族の偉大な復興の中国の夢を実現するには、安定しつつ前進を求めなければならない。中華民族の偉大な復興を実現する過程は、長い極めて困難な過程である。わが党を国家統治の豊富な経験を深く総括して、積極的に国内外のリスク・挑戦に立ち向かい、安定しつつ前進を求める重要な原則を国家統治の各分野の全過程を貫いて、それによって各種の活動をしっかりと行うための基本原則、基本方法と基本的規範として、盲目的に向こうを見ずに進んではならず二の足を踏んだりしてはならず、安定を求めて不安定を恐れてはならないが、目先の利益を急いで求めてもいけない、終始安定しつつ前進して、安定の中で好調に向かうことを堅持してこそ、期限どおりに全面的な小康社会建設を完成し、適時に社会主義現代化建設の新たな征途への出発を踏まえて、バトンを引き継いで中華民族の偉大な復興の中国の夢の実現するであろう。 

(作者部門、山東社会科学院)

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