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BRICS諸国経済貿易協力の新しい青写真をともに描く

発表時間:2017-09-11 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:鐘山 | 出所:「人民日報」(2017年7月31日)

  今年9月、BRICS諸国協力は2番目の「BRICS協力の10年」に入る際、中国はBRICS諸国の順送りの議長国として、アモイでBRICS諸国首脳の第9回会合を主催する。 

  2016年、習近平総書記は杭州でBRICS諸国首脳の非公式会合に出席した際、われわれは開放、開放・包容、協力・ウインウインというBRICS精神を堅持しさえすれば、風雨にも負けず、雑音に惑わされず、困難をものとせず、パートナーシップを不断に強化し、BRICS諸国は必ずもっと大きい発展を実現すると指摘した。 

  歩んできた「BRICS協力の10年」を振りかえって、BRICS諸国の協力が大局の赴くところとなり、経済貿易協力が絶えず枠組み化、システム化、充実化されて、世界の多極化、経済のグローバル化、成長の多元化とグローバルガバナンスの民主化プロセスを力強く促進した。 

  過ぎ去った10年間、BRICS諸国の協力は強まり、ともに前進し、世界経済発展を推進する重要なエンジンとなった。BRICS諸国の経済規模は世界全体に占める割合は12%から23%に拡大し、貿易総額占める割合は11%から16%に拡大し、対外投資の割合が7%から12%に拡大し、世界経済成長への寄与率が50%上回った。 

  過去の10年間、BRICS諸国は「同舟合い済(すく)う」、共に困難な時局を乗り越え、共に新たなグローバルの発展パートナーシップ関係を提唱する。BRICS諸国が共に発展をはかりながら絶え間なく前進し、協力を深化しながら互恵ウィンウィンし、共に国際金融危機の衝撃を防ぎ止めて、南南協力の新しい道を切り開いた。 

  過去の10年間、BRICS諸国が協力を深め共に発展をはかることにより、BRICS諸国枠組みの質に対して世界から新たに認識されるようになった。BRICS諸国の経済貿易協力は絶えず深まり、開放型世界経済の構築を積極的に提唱し、多角貿易体制を支持し、すでにグローバル経済ガバナンスを改善する重要な建設的力となった。 

  未来を展望し、BRICS諸国の協力はチャンスと挑戦がともなっている。世界経済は好調に向かう勢いで、積極的な兆しが多く見え、BRICS諸国発展の外部環境が改善される一方、世界経済の深層的な問題はまだ解決されていないし、貿易・投資保護主義が台頭して、未来の発展は依然として多くの不安定・不確定な要素に直面している。 

  過去を受け継いで未来を切り開き歴史の瀬戸際、第7回BRICS諸国経済貿易閣僚会議は上海で開催する。BRICS諸国は新興市場諸国と発展途上国の先導役として、責任・能力・自信を持って、チャンスをつかみ、挑戦に対応して、前人の事業を受け継いで後の人たちを導き、新しい経済貿易協力の発展の青写真を企画する。 

  この新しい青写真は、BRICS諸国のより緊密な、より全面的な、より堅固な経済貿易パートナーシップを発展させ、引き続き世界貿易と投資増加のために新しい原動力を注ぎ込む。つまりそれぞれに自国の比較優位を発揮し、貿易・投資分野において一体化する大きな市場の形成を探求し、BRICS諸国利益共同体を構築すること。南南協力の強化、「一帯一路」建設のドッキング、より多くの国々がBRICS諸国の発展する急行車に乗るようにすること。共通認識を増進させ、コンセンサスを凝集し、グローバル経済ガバナンスを改善し、経済のグローバル化が更に開放、包容、包摂・バランスの取れる方向に発展するようを推し進めることである。 

  中国はその他のBRICS諸国のメンバーと手を携えて、経済貿易協力を全面的に深め、これまでの首脳会合の成果をしっかりと移し、アモイ首脳会合のためにできるだけより多くの経済・貿易の成果を貢献する。 

   第1、貿易の発展水準を高める。われわれは次のように呼びかけ、BRICS諸国は共に行動し、発展・開放、互恵ウィンウィンの道を歩み、共に電子空港・港ネットワークモデルを建設し、サービス貿易協力ロードマップを制定し、電子商取引協力メカニズムを完全なものにし、知的所有権協力の原則と行動計画を発表し、共に貿易発展の新しいチャンスをとらえ、BRICS諸国の貿易円滑化と相互連結レベルを高める。 

  第2、投資の円滑化の協力を強める。われわれは次のように呼びかけ、BRICS諸国は共に行動し、20国グループの杭州サミット会議で採択された「G 20 グローバル投資政策に関する指導原則」の基礎の上、引き続き投資の円滑化プロセスを推進し、投資政策の透明度を増進し、行政の効率とサービス水準を高め、投資の円滑化政策の強調を強める。 

  第3、経済・技術協力を深める。われわれは次のように呼びかけ、BRICS諸国は共に行動し、団結と相互依存を強化し、その他の多国間協力枠組みの経験・方法を参考にし、貿易投資の円滑化、電子商取引、知的所有権、サービス貿易などの分野をめぐって、積極的に能力づくりと経済・技術協力を展開し、根本からBRICS諸国の貿易投資能力を高める。 

  第4、共に多角貿易体制を支える。われわれは次のように呼びかけ、BRICS諸国は共に行動し、多角貿易体制の支持について強力な信号を出し、多角貿易体制の主要パイプである役割の発揮を力強く推し進める。保護貿易主義に反対して、引き続き世界貿易機関とその他の国際機関が保護主義の動向を監視する上で重要な役割を発揮するようにサポートする。共同で呼びかけ、WTOのメンバーが電子商取引、投資円滑化などの議題について作業を推し進め、世界貿易機関の第11期の閣僚級会議がバランスのとれた、意義あり、発展する方向付けの成果を勝ち取るよう推進するではないか。 

  新しいスタトーラインに立って、われわれは手を携えて協力し、経済・貿易協力の潜在力を深く掘り起こし、経済と貿易の利益的きずなを強め、共にBRICS諸国協力の2番目の「BRICS協力の10年」を構築し、世界の経済成長を促進するために新たに貢献するではないか。 

(作者、商務部部長) 

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