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GDPの成長率が6.9%背後にある原動力の源

発表時間:2017-08-16 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:馮蕾、方靖婷 | 出所:「光明日報」(2017年7月19日)

  「中国の経済は今年上半期の成長が所期以上に達成されたが、経済成長が依然としてインフラなどの投資に頼って押し上げたとの評論もあるが、この観点についてどう思うのか」、記者の質問に対して、国家発展改革委員会のスポークスマン厳鵬程氏が18日の定時テーマ記者会見で「客観的なデータとわれわれが把握した状況から見れば、そういう結論を支えることがない」。 

  現在成長の原動力はどこから 

  上半期、我が国の経済成長、就業、物価、国際収支などの主要指標は所期以上に達成し、経済成長は6.9%、都市部の新規就業者数は735万人、モノの輸出入額は13.14兆元で、19.6%伸び、サービスの輸出入額は引き続き増加し、6月末の外貨準備高は30568億ドル、5ヵ月連続増加した。その他の実物の数量指標と関連先導指標も同調の変化が見られ、指標間の整合度は明らかに強くなり、国内外の機関と専門家は次から次へと中国の経済の見通しを上方修正をした。 

  現在、中国の経済の原動力はどこから生まれるか、厳鵬程氏は、主に次のような4つの方面からであり、 

  1、消費はすでに経済成長の主要な推進力となり、経済成長を支える作用が更に強くなる。ここ数年持続的に内需を拡大する政策の効果は次第に現れ、住民の消費の潜在力が秩序立って解き放たれ、消費高度化の勢いが持続的に強くなった。ここ3年ほどの状況から見れば、最終消費支出の経済に対する寄与度はそれぞれ48.8%、59.7%と64.6%であり、それぞれ投資より1.9%、18.1%と22.4%を上回っている。今年の状況も同様で、上半期消費の経済成長への寄与度が63.4%に達し、投資より30.7%高くなった。 

  2、革新のリードする作用が日増しにはっきりと現れ、新しい原動力の成長が加速されている。上半期、我が国のハイテク産業と装備制造業の付加価値は前年同期比それぞれ13.1%と11.5%伸び、一定規模以上の工業企業より6.2%と4.6%高くなった。新産業、新業態、新モデル、新製品が絶えず多く出現しすくすくと強大化され、「インターネット+」はオンラインとオフラインの融合の加速を促進し、特に共有経済が広く行き渡らせられ、クロスボーダー電子商取引、オンライン医療、シェリングバイクなどの新しいサービスモデルが次々と現れ、これらはすべて我が国の経済の持続的健全な発展のために新しい力強い原動力を注ぎ込んだ。 

  3、供給側構造的改革の効果が逐次解き放っており、市場の需給関係は明らかに改善されている。多くのゾンビ企業は徐徐退出し、業界内のその他の良質企業の発展のために舞台をあけ渡して、業界の資源配置と生産力配置を最適化し、業界の需給構造の好転を推し進め、企業の経営状況と市場期待が明らかに改善されている。今年上半期、1~5月に一定規模以上の工業企業利益は前年同期比22.7%増となり、その中で5月に16.7%伸び、先月比2.7%伸びた。6月の制造業PMI(購買担当者景気指数)は51.7%で、先月に比べて0.5%上昇し、非制造業の商務活動指数は54.9%で、連続2ヵ月上昇した。 

  4、企業発展の環境が引き続き最適化され、ミクロにおける主体の活力を効果的に引き出した。「手放すべき権限を手放し、管理すべき事を管理し、提供すべきサービスを提供する」改革の引き続き深化は、各種類の市場主体の創業・革新の潜在力と熱意を引き出した。上半期、全国の新規登録企業が291万社に上り、前年同期比11.1%増となった。サービス業、制造業などの分野の開放度は引き続き高まり、6月国連貿易開発会議が発表された「2017年世界投資リポート」では、中国は依然として世界の最も人気な投資先の一つだと示された。 

  投資構造は最適化しているかどうか 

  今年上半期、国家発展改革委員会が審査許可された固定資産投資項目が合わせて87個、総投資額が4638億元であった。5月末まで、13の大きな分類の重要プロジェクトパッケージはすでに累計約9.7兆元の投資を完成し、56の特定プロジェクト工事、599のプロジェクト工事が着工された。 

  一連の措置によって、政府と社会資本協力のPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)プロジェクトの実施を加速した。関係市場機関の統計によると、2014年1月~2017年6月、全国で公表された社会資本の落札者のPPPプロジェクトは3774個、合計総額は5.6兆元である。その中2016年以来のプロジェクトは3205個、合計総額は4.6兆元に達した。 

  投資増加の問題をどのように評価するかについて、厳鵬程氏は、肝心なのは投資構造を見ることだ思うが、「説明したいのは、今日の投資は明日の供給である」と。合理的かつ効果的な投資は現在の経済成長を推し進める原動力の中の一つであるだけでなく、更に今後の供給構造と経済構造を決定し、中長期の経済発展の潜在力を向上させる肝心な要因である。 

  ここ数年来、我が国の投資構造は絶えず最適化して、多くの投資は脆弱の部分の補強と緊密に結び付け、貧困脱却扶助の堅塁攻略、公共サービス能力のレベルアップ、革新能力の強化、企業の技術改良支援などの分野に投下した。上半期、ハイテク制造業とハイテクサービス業への投資はそれぞれ21.5%、22.3%増で、生態環境の保護、水利、交通、教育投資はそれぞれ46%、17.5%、14.7%と17.8%増えた。 

  「中国の経済構造は絶えず調整し、最適化され、発展の原動力は秩序立って転換している。中国の経済は現在の安定しながら好調に向かう態勢を継続し、経済の中高速成長の維持という目標、発展の中高次元化という目標を達成する能力を完全に持っている」と厳鵬程氏は自信満々言った。 

  非金融類の対外直接投資はどうして減速したのか 

  統計によると、今年1~6月、我が国の境界内の投資家は合わせて世界の145ヵ国家と地域にある3957社の国外の企業に対して非金融類直接投資を行って、投資総額は累計481.9億ドル、前年同期比45.8%下がった。下がった原因について、どう見るべきか。 

  厳鵬程氏は次のように答え、その原因は多方面にあるが、昨年同期の基数がわり合いに高かった原因もあれば、我が国の経済発展が持続的に好転し、企業の国内投資の自信が強まった原因もあり、外部環境の不確定さが増大し、企業の対外投資が更に慎重になったことで影響を及ぼして、昨年末から関連部門が対外投資の真実性・合規性審査の強化にも関わっている。 

  厳鵬程氏は次のように示して、われわれは国内の能力のある企業、条件の具備する企業の真実的、合規的対外投資活動の展開を支持し、企業を主体とし、市場志向で、ビジネス原則と国際慣習に則る対外投資プロジェクトを支持すると表明した。特に企業の「一帯一路」建設と国際生産能力協力プロジェクトへの投資・経営を支持している。同時に、関連部門は引き続き一部の分野での非理性の対外投資の傾向に注意を喚起し、対外投資のリスクを防ぎ、関係企業が投資を慎重に決定するよう助言し、「対外投資が我が国の企業が国際経済競争と協力に参与し、世界の産業チェーン・バリューチェンに融け込む重要な方途である。絶えず対外投資管理体制仕組みを整え、対外投資の便利化を推し進めるとともに、対外投資のリスクを効果的に防ぎ、我が国の対外投資の持続的健全な発展を促進する」。 

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