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成長の安定とリスクの防止をより良く結合し

発表時間:2017-07-13 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:顔建国 汪濤 | 出所:『人民日報』

  当面、中国経済は安定さの中で好転する態勢を示し、主に次のように表している。成長と投資の安定の主力として、インフラに対する投資は高いレベルで成長している。2017年第1四半期工業企業の利益は改善され、営業収入と利益が持続的に成長し、欠損した規模以上の工業企業の数が少し減少した。また、経済構造が持続的に最適化され、新しい成長動力が次々と現れ、マクロ経済景気指数、製造業購買担当者指数などの各種の景気指標と先行指標はいずれも改善されている。一方、当面、経済が好転する態勢の基礎がしっかりとしておらず、債務リスク、供給構造の不均衡などの経済運営における深いレベルの問題はまだ根本的に解決されていない。これらの問題に対して、成長の安定とリスクの防止との弁証的関係を深く把握し、次の面で安定さの中に進歩を求める工作の総基調を堅持し、実施すべきだ。

  積極的な財政政策のリスク防止と構造調整の機能を強化する。財政赤字の適度の拡大と税金費用の減少は、債務とリスクを減少し、企業のために発展に有利な条件を作り出すための必要な手段だ。2015ねえん、中国財政の赤字率は約2.4%で、2016年は3%まで向上し、地方政府債券を発行することによって元の政府性債務を置換し、地方政府融資プラットフォームの違約問題を有効に回避した。当面、成長の安定、改革の促進、福祉の増加などの積極的な財政政策の機能を持続的に発揮しながら、リスク防止と構造調整の機能をさらに強化し、インフラ、教育、医療、養老などの分野に対する投入を増加し続け、企業の投資拡大を促進しなければならない。経済構造調整の方向に相応しい産業分野により多くの政策の支持を提供し、新産業、新業態の発展のプロセスにおけるリスクを低下すべきだ。企業の生産経営が安定したら、経済が持続的に、健康に発展することができよう。

  貨幣政策の柔軟性をさらに強化する。当面、供給側の構造的改革の推進につれて、穏便で中性な貨幣政策を保ち、緩すぎることを回避し、流動性の不足をも防止しなければならない。実際利率の低下は、レバレッジ率の解消、生産能力の削減、投資の安定にとっては非常に重要だ。そのため、貨幣政策の柔軟性をさらに強化すべきだ。適度の流動性を維持しながら、経済の成長を安定する一方、市場主体が長い計画を立てるようにけん引し、レバレッジ率をコントロールする前提で企業のレバレッジ率を低下し、レバレッジ率を解消する中、新たなバブルを生じないように確保する。

  供給側の構造的改革を深く推進する。中国経済で低下する圧力とリスクが生じる主な原因は、重大構造性の不均衡にあるのだ。そのために、供給側の構造的改革という主線をしっかりと掴み、重大構造性の不均衡問題を解決しなければならない。供給側の構造的改革が重大構造性の不均衡問題を解決する役割を十分に発揮するために、関連分野の基礎的改革を深めなければならない。国有企業改革の推進を堅持し、政府職能の転換を加速し、価格、財税、金融、社会保険などの分野の基礎的改革を深め、市場が資源配置における決定的な役割を果たすシステムとメカニズムを改善することによって、供給側の構造的改革で市場法則に従い、市場メカニズムで問題を解決しながら、政府に責任を担わせ、やるべきことをやらせる。供給側の構造的改革が重大構造性の不均衡問題を解決する役割を十分に発揮するために、問題の方向性を堅持し、重点分野をつかまなければならない。例えば、中国の高いレバレッジ率問題はおもに、非金融国有企業に集中しているために、国有企業の債務問題を穏便に解決することは、リスク全体をコントロールすることに対して重要な役割を果たす。また、不完全な資本市場は高いレバレッジ率の技術要素であるため、多層的な資本市場を構築・改善し、持株融資を多ルートで拡大し、企業融資の構造を改善すべきだ。問題の方向性を堅持すれば、供給側の構造的改革もより方向性を持ち、より大きな効果を成し遂げる。

                                            (著者の所属:武漢大学経済と管理学院)

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