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都市部保障タイプ住宅制度づくりと健全化をはかる

発表時間:2014-04-02 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:宋瑋楠 王西 | 出所:「人民日報」(2014年3月4日7面)

都市部保障タイプ住宅制度を確立し、充実化させること、これは住宅の保障・供給体制づくりを加速させる礎であり、人民群衆が改革と発展の成果を分かち合い、保証する上で必然的な要求である。ここ数年来、わが国は都市部の保障タイプ住宅プロジェクト建設に力を入れた結果、広範な人民大衆から支持され、擁護されている。一方、保障タイプ住宅建設の中で一部の問題が現れたため、都市部保障タイプ住宅制度づくりと健全化は急がなければならなくなる。

法律制度の整備、健全化をはかる。現在、わが国の都市部保障タイプ住宅制度の全般の状況は政策的性格が強く、立法のレベルが高くなかった。わが国はまだ特に住宅の保障についての法律がなかったし、保障タイプ住宅に関する一部の重要な制度は依然として「条例」、「方法」の形で公布、実施されており、一部のものはまだ政策の段階に止められている。立法のレベルが高くなかったし、各部門の間、中央と地方の間では都市部保障タイプ住宅の規定があまり一致していないため、その間のかみ合わせと協調にデメリットをきたしたことで、保障タイプ住宅建設の実行力を弱体化させ、「便乗され」たりするなどの問題を招来している。したがって、保障タイプ住宅制度・法律の確立、健全化を急がなければならない。住宅法の制定を考案し、各種の都市部保障タイプ住宅制度を統合して、調和のとれ、統一した保障タイプ住宅法律体系を確立し、都市部保障タイプ住宅の建設を秩序立てて進めることを保証しなければならない。

融資体制の健全化をはかる。都市部保障タイプ住宅建設の規模が絶えず拡大するに伴う資金の需要の増大を満すために、政府が引き続き投入を増大させ、保障タイプ住宅建設の融資を主導すべきであるとともに、保障タイプ住宅建設の融資体制を確立し、市場メカニズムを十分に発揮させ、都市部保障タイプ住宅の融資ルートを広げなければならない。保障タイプ住宅の建設において、政府の主導的役割を発揮する一方、社会全般のプラス役割を発揮しなければならない。わが国の各地方では経済社会の発展のレベルと財政力がバラツキがあり、一部の地方は保障タイプ住宅建設を支える十分な財力に不足なため、社会の資金を大いに吸収し、保障タイプ住宅建設資金の重要な出所とするようにしなければならない。これとともに、保障タイプ住宅建設の金融政策体系を完全なものにしなければならない。住宅金融政策は銀行とノンバンク金融機関の住宅建設・経営への参与にとって重要な誘導的役割を果たしている。保障タイプ住宅建設の金融政策体系を充実させることは、主としてつぎのようなことが含む。金融機関の保障タイプ住宅建設プロジェクトの融資に積極的に参加するよう奨励し、誘導すること、保障タイプ住宅建設のリスク補償金制度を制定すること、保障タイプ住宅プロジェクト融資に参加する金融機関に対して財政補助、租税特遇を与えること、保障タイプ住宅建設の借り入れの証券化を模索・探求すること、などである。

管理監督体制の健全化をはかる。保障タイプ住宅建設、分配、管理の過程で見られる一部の問題を解決するために、管理監督体制の整備、管理監督のレベルアップを急ぎ、保障タイプ住宅制度の効果的な実施を保証しなければならない。1、保障タイプ住宅工事の監督管理制度を制定すること。監督管理と責任の徹底を確保し、手抜き工事や工事資金の不法流用などの現象を防ぎ、工事の工期と質を着実に保証する。2、審査監督メカニズムの健全化をはかる。各地政府が実状に即して個人収入の申告、個人信用の申告などの詳細な参入枠組みを制定し、条件にかなう申請者に対して法定の手続きに則ってオープン・透明に、厳格な資格審査を行う。監督主体は審査の結果を公開し、社会の監督を受け、資格審査の過程と結果が公正で透明であることを確保する。3、保障タイプ住宅からの退去についての監督管理仕組みを確立する。保障タイプ住宅の退去制度は、保障対象者が家庭の経済状態が改善され、保障範囲を上回れば住宅保障から退出するための制度上での支えである。退去への監督管理仕組みを確立するべきであり、効果的な退去監督管理仕組みを構築し、厳格かつ定期な審査を行い、同制度が効果的に実行できるよう確保し、社会の公平を着実に守るようにしなければならない。

 

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