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近代企業制度を改善するルートの選択

発表時間:2014-03-12 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:張力 | 出所:公明日報

  近代企業制度は、我が国における企業の体制を改革するために、核心的な理念になっている。市場経済体制の改革を順調に進めていくためには、財産所有権の明晰化及び財産所有構造の多様化を確立するのみならず、完備された近代企業組織制度と管理制度を構築することも必要とされている。現在、我が国はすでに全面的深く改革する新たな段階にある。国有企業を重点とする企業体系改革は、当代企業制度改革の軌道に乗るべきである。改革開放以来、中央政府の一連となる政策の導きとサポートの下で、国有企業体系の改革は絶えずに進み、大きな成果を成し遂げている。中では、90%以上の国有企業は、会社の株式制度の構築を完成させた。多数の会社は株主会、取締会と監査役会などの機関を設立し、会社の管理制度を次第に規範化させ、国有企業と市場経済体制との統合を促進しつつある。国有企業体制の改革には、多くのチャンスとチャレンジに直面していく。市場化、国際化、グローバル化を特徴とする経済発展の勢いは、今日の経済発展の需要に応じるために、国有企業制度の現代化的改革を促進している。現在、国有企業体制自身は、政策決定の盲目、業界の独占、政治との不可分性など様々な問題点を抱えているのも、当代企業制度の構築、ひいては、社会主義市場経済体制の発展を促進している。

  総じて言えば、国有企業改革の度重なる政策調整を経て、当代企業制度の建設を目標とする国有企業体制の改革は、市場経済体制改革と基本経済制度の要求に従い、市場資源の配分をメインテーマとし、会社法人制を基礎に、「財産所有権の明確化、権利と責任の明確化、政府と企業の分立、科学的な管理」を基本条件とする。「経営決断の規範化、資産増殖の確保、競争公平の保証、企業効率の向上、企業活力の促進、社会責任の分担」を改革の重点とし、ひいては、国有企業当代制度の構築に貢献する。しかし、全体的な流れにおいて、国有企業の問題点は、全部解決されたわけではなく、当代企業制度も依然として改善される必要がある。したがって、十八回三中全会の総体的な手打ちに基づき、以下の角度から、社会主義市場経済体制の更なる改革を促進すべきである。

  まず、異なる国有企業の役割を明確にし、政府と市場の関係性を整理する。国有企業の改革を深めるためには、国有企業の役割を明確した上で、種類ごとに実施し、管理する。中には、福祉的な国有企業、例えば水道、電気、ガス、交通などの企業に対して、政府による財政支援と財政的サポートを増やす必要がある。それによって、公共サービスの提供において、より大きな役割を果たせるべきである。一方、政府と市場関係を明確にした上で、企業管理を強め、合理的な業績評価システムを作り、企業側による値段の恣意的な操作を防ぎ、大衆の利益を守るべきである。国家が筆頭株主となる経営される自然独占業界において、「政企分離、政資分離、政事分離」を基本的な前提として、特許経営と政府による監督管理を結びつける改革政策を守るべきである。各業界の特徴から出発し、分類経営を実施し、合理的に公共資源を配分すること促進する。そして、競争の比較的に緩やかな分野における国有企業に対しては、市場自身の規律を尊重した上で、当代企業制度の改革を進むべきである。政府と市場の関係性を正確に判断し、既存の資本市場に依存し、民間資本の国有企業への流入を奨励し、国有資本の資本化と流動化を実現する。

  次に、会社の法人制を構築し、国有企業の内部管理を強化させることである。国有企業内部の管理における4問題点を考慮に入れ、以下の改革を行う。まず、引き続き会社の株式制改革を推進し、条件の備えた国有大手企業、または、メイン業務の上場が実現する。それと同時に、国有企業株権の多元化改革を推進し、当代株式制企業を構築する。国有企業取締役会の改革を推進し、社外取締役の雇用、育成と評価体制を改善する。株主会、取締役会、監査役会、高級管理役など各の責任を負い、相互に協力し企業の内部にバランスのとれた機制を形成する。国有企業の人的資源、雇用、分配制度の改革を深め、より合理的な職員評価、監督、奨励機制を作りあげ、職員の積極性と創造性を向上させる。国有企業の長期的な監督機制を構築することによって、企業の政策立案者、投資者、管理者などに長期的な監督を強め、その責任を問う制度を強化する。

  そして、国有企業当代組織制度を構築し、企業の人的資源管理を強化することである。国有企業は当代市場経済の主体として、伝統市場経済体制の内在的な条件に従い人的資源管理体系を構築する。専業マネージャ制度の設立、政府により行政役員の任命を減少することによって『政企不分』の現象を防ぐ。それと同時に、社会高層人材の雇用を拡大し、国有企業内部の活力を効果的に活性化することを通じて、企業の経営効率を高める。過大な所得格差の現象を防ぐために、従業員の給与体制も改善する必要がある。中では、合理的且つ明確に国有企業管理層の給与と待遇を規定し、適切な給与調節機関を設立、企業の給与制度を市場の給与制度の軌道に乗ることを実現する。企業内部の監督と抑制のメカニズムを確立そして改善し、企業財務の検査と監査することを強化する。そして、企業の民主的管理を促進し、企業の内部統制を防ぐ。

  また、国有資産管理機制を改善し、厳しく『政企分開と政事分開』の原則を守る。国有資産の管理制度は国有企業改革と発展の体制的保障として、所有、等級代表の原則及び『政企分開と政事分開』の改革方向を堅持するべきである。引き続き社会公共職能管理部門と企業とリンクされた既存機制を促進し、経営性国有財産の集中的管理を実現する。伝統の管理体制を改革、資本を管理することを中心として国有資本の制御を強化する。積極的に国有財産の資本化を促進し、既存している国有資本許可の経営体制を改革する。条件の備えた国有企業は国有投資会社への変身をサポートし、国有資産の監督機関の設定と機能を改善する。国有財産所有権をメインラインとして、国有資産監督管理機関の法的機能を実施に移すことによって、国有資産管理の科学化と適応化を保証する。

  最後に、国有企業を監督することを強化し、よりよく社会責任を履行するように促す。国有企業は公有制経済の主導として、国民経済の発展に特別な地位にある。その責任の発展水準も更に高く要求される。現在、企業の責任が足りない問題について、我々は以下の角度から改革するべきである:国有企業資本経営予算制度を改善し、国有企業利益が上納する割合を高めることを通して、現在不足している社会保障資金と民生工程資金に補足する。国有企業に注目される一般的な問題点を導き、社会責任を企業経営の政策決定に導入する。それによって企業発展の社会的責任感と企業自身の制度構築と監督管理を増加し、国有企業の公正な経営を促進する。商品の質と信用を高め、環境保護を促進するべきである。

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