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発展することで夢の基礎を固める

発表時間:2013-03-22 | 字体拡大 | 字体縮小

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夢が力を発揮し、奮闘努力を支えるには、しっかりとした現実の基礎が欠かせず、夢に花を咲かせ、実を結び、根を下ろさせるには、現実という強力な支えを頼りにしなければならない。

発展は絶対的な道理であるという戦略的思想を堅持し、中国の夢を実現するための物質的文化的な基礎をしっかり固めなければいけない。習近平主席は重要な談話の中で、経済社会の発展を加速することは、中国の夢を実現するための必然的な条件と根本的な道程であると述べている。

偉大なる夢は、現実の土壌に根差したものである。中国の夢が徐々に形成されるプロセスは、中国が絶えず発展し、前進するプロセスでもある。前世紀の初頭、愛国学生たちは「オリンピックへの3つの問い」を唯々自問自答することしかできなかった。進歩的青年たちは万国博覧会を唯々小説の世界で夢見ることしかできなかった。戦争が頻繁に起こり、国民の生活が貧弱で、景気が低迷している状況では、夢など語れるはずがない。新中国の「站起来」(立ち上がろう)から、改革開放の「富起来」(豊かになろう)を経て、新世紀の「強起来」(強くなろう)に至るまで、オリンピックの夢、万博の夢は相次いで叶い、中国の夢が実現しつつある堅実な足音が我々の耳に聞こえてきた。

絶えず発展しているからこそ、初めて夢を現実にすることができる。「国家の富強、民族の振興、人民の幸福」の広大な願いが含まれている中国の夢は、国の物質的な面と文化的な面のハードとソフトの実力の向上、そして、より良い教育、より安定した仕事、より満足度の高い収入等を含めた堅実な民生の利益に現れる。改革開放政策が実施されて30数年来、我が国の経済発展は、旺盛な活力を保持しつつ、総合国力、社会生産力、人民の生活水準を大幅に上昇させた。これは、中国の夢の最も堅実的な基礎であり、我々が自信を持って現代化建設の目標に向かって前進する原動力ともなっている。

前進する道には、まだ多様なリスクや挑戦が待ち構えていることは、十分に承知している。国内総生産は世界第2位に上昇したが、国民一人当たりの水準は、先進諸国との格差がまだある。世界の発展の新たなエンジン役となっているが、環境問題、資源問題が日増しに目立ってきている。社会全体が活気に溢れているものの、産業構造の転換過程も善処しなければならない様々な課題が残されている。基本的な国情、社会の主な矛盾点、国際的地位という未だ変わらざる三大要素を鑑みても、中国の夢は、依然として前進の過程にあるわけである。

問題を解決し、チャレンジに応え、重要な戦略的なチャンスをつかむには、発展を終始第一の要務とするほかないのである。発展をもって「発展による問題」を解決し、発展様式の転換、産業構造の調整から、環境保全、「美しい中国」の建設まで、人民の文化的生活の充実から、人民の基本的な権利の保障まで、絶えず中国の夢の物質的文化的な基礎を固めていかねばならない。実践を通じて証明されたことだが、科学的発展観の指導のもと、絶えず経済開発を中心とすることを堅持し、経済、政治、文化、社会、エコ文明の構築を全面的に推進すれば、我々は必ずや艱難辛苦を乗り越え、「中国号」という巨大船舶をより広大な水域まで進めることができる。

1902年、梁启超は『新中国未来記』に、次のように彼の中国の夢を描いている。「無端忽作太平夢、放眼崑崙絶頂来(訳もなく太平の夢を見、崑崙山の絶頂に来て中国全土を見渡す)。民族の復興を実現することは、無数の中華民族の子孫の夢である。並々ならぬ困難に満ちた探求と弛まぬ努力を経て、中国人民はかつてないほど鮮明に次の変わらぬ真理が分かった。それは、「発展して初めて強くなり、実践して初めて国を興せる」ということである。

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