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『マルクスはなぜ正しかったか』

著者:【英】テリー・イーグルトン

翻訳:李楊、任文科、鄭義

出版社:重慶出版社

出版日:2017-10

  

  2008年世界金融危機が爆発して以来、西洋では、資本主義制度が広く疑われるようになった。社会主義の中国は「責任を担う力」として、金融の嵐の中で大黒柱の役割を果たしてきた。それは、マルク主義の先進性と生命力を十分に証明している。 

  しかし、より深いレベルからみれば、マルクス主義はなぜ中国であんなに大きな役割を発揮していたか。マルクス主義はなぜ正しかったか。この問題に関しては中国の数多くの専門家は答えを出した。また、先進国に住むイギリス人であるテリーイーグルトンは20114月にイェール大学で出版した専門書である『WHY MARX WAS RIGHT』も答えを出し、社会に広く注目されていた。それもマルクス主義に関する現代西洋の最新成果だ。 

  動揺しないマルクス主義者として、イーグルトンはマルクス主義に対する深く、系統的な研究に基づき、世界がマルクス主義を再認識、反省するきっかけが現れたと提案した。 

  著者は「弁明する」ような書き方によって次のことを世間に知らせた。マルクスは科学的、弁証的な方法で歴史を解釈していたが、人類の未来に終始して着目し、マルクスとエンゲルが転覆しようとしたのは資本主義がもたらした人と物質が異化する事実だ。それこそが資本主義が成功すれば、道徳が崩壊する理由なのだ。著者によると、マルクス主義理論が現代社会に対する重大な意義は、資本主義制度に対する全面的な指摘のみならず、その唯物弁証主義と唯物史観の研究方法が現代社会にも適用できるところにもある。この本は、マルクス主義理論の指導のもとで、市場経済システムを運営する可能性をさらに明らかにし、マルクス主義と持続的可能との最高な接続点を見つけ、中国の目下の経済建設に対しても深遠で、操作可能な参考価値を提供した。