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2018年6月の中国購買担当者指数と非製造業商務活動指数の全体的な動向が安定

発表時間:2018-07-31 | 字体拡大 | 字体縮小

著者: | 出所:国家統計局

  2018年6月30日、国家統計局サービス業調査センターと中国物流と仕入連合会は中国購買担当者指数を公表した。それに対して、国家統計局サービス業調査センターの高級統計師である趙慶河氏は次のように解読している。 

  一、製造業購買担当者指数は引き続き拡張している 

  今年以来、製造業PMI指数は50.0%以上の景気区間で運行しており、上半期の平均値は51.3%で、今月の製造業PMIは51.5 %で、先月を0.4%下回ったが、上半期の平均値を0.2%上回り、製造業全体は拡大している。今月の主要な特徴は次のようになっている。一、製造業の基本面が全体的に好転している。調査された21つの業界では、15つの業界のPMIは拡張区間に位置しており、そのうち、医薬製造業、専用設備製造業、コンピュータ通信電子機器及び機械・計器製造業のPMIはいずれも54.0%以上の高い景気区間に位置し、比較的に高い成長率を維持している。二、生産と需要は全体的に着実に伸びている。生産指数と新注文指数はそれぞれ53.6%と53.2%で、先月を0.5%、0.6%下回ったが、上半期の平均値を0.6%、0.4%上回り、市場の需給が引き続き拡大している。三、輸出入の景気が回復した。新輸出受注指数は49.8%で、先月を1.4%下回った。輸入指数は50.0%で、先月を0.9%下回り、製造業の輸出入は全体的に緩和している。四、価格指数は引き続き上昇している。主要原材料の購入価格指数は57.7%で、先月を1.0%上回り、2カ月連続で上昇した。出荷価格指数は53.3%で、先月を0.1%上回り、今年の最高値となった。そのうち、黒金属製の冶金及び圧延加工業の主要原材料購入価格指数と出荷価格指数はいずれも70.0%上昇し、上昇幅が拡大している。 

  企業規模から見れば、大手企業のPMIは52.9%、先月を0.2%下回り、依然として一年間の最高値で、製造業が着実に拡大するための主な支えなのだ。中型企業のPMIは49.9 %で、先月を1.1%下回った。小型企業のPMIは49.8 %で、先月を0.2%上回った。 

  二、非製造業商務活動指数は引き続き上昇 

  6月、非製造業商務活動指数は55.0%で、前月比で0.1上昇し、上半期の平均値を0.2%上回り、この指数は4カ月連続で着実に上昇し、今年以来、非製造業が全体的に安定な発展姿勢を維持することを現している。 

  サービス業は、高い景気指数を保っている。サービス業商務活動指数は54.0 %で、先月と同様なレベルを保ち、上半期の平均値を0.1%上回り、サービス業は急速な成長を続けている。業界から見ると、鉄道輸送、航空輸送、電信、銀行などの業界の商務活動指数はいずれも60.0%以上の高い景気区間に位置し、急速な成長を実現している。道路運輸、証券、住民サービスなどの業界の商務活動指数は臨界点を下回り、業務総量が少し低下した。市場初期から見れば、業務活動の期待指数は60.3%で、先月と同じようなレベルを維持している。調査されたすべての業界の業務活動初期指数はいずれも景気区間に位置しており、サービス業企業が将来の市場発展に対して積極的で楽観的な態度を持っていることを示している。 

  建築業の拡張が加速している。今年以来、建設業は急速な成長を成し遂げている。今月の商務活動指数は60.7%で、一年間の最高点に昇り、しかも上半期の平均値を0.7%上回り、その中、家屋建築業の商務活動指数は4ヶ月連続で上昇し、68.0 %の高い水準に達した。価格から見ると、市場の活発化の強化によって、建築業の投入品価格指数と販売価格指数は61.7 %、54.4 %で、それぞれ2.3%と1.6%下回り、年間最高値を記録した。  

  三、総合的PMI産出指数は穏やかに拡張 

  6月には、総合的PMI産出指数は54.4 %で、先月を0.2%下回ったが、上半期の平均値を0.3%上回り、高い拡張区間にあった。それは、中国企業の当期生産経営活動が全体的に成長する拡張態勢を続けたことを示している。その中、総合的PMI産出指数を構成する製造業生産指数は53.6%で、前月比を下回ったが、非製造業商務活動指数は55.0%で、前月比を上回った。 

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