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中国の外貿が安定さの中で好転する態勢を続け

発表時間:2017-08-04 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:杜海濤 | 出所:『人民日報』

  税関の統計によると、今年の上半期、中国の貨物貿易輸出入額が13.14兆元で、2016年の同期より19.6%上昇した。その中、輸出が7.21兆元で、15%上昇し、輸入が5.93兆元で、25.7%上昇し、貿易黒字が1.28兆元で、17.7%縮小した。

  13日、税関本署のスポークスマンである黄頌平氏は国家新聞弁公室が開催する記者会見では、次のことを述べた。今年の上半期、中国外貿の輸出入は去年の下半期以来の安定さの中で好転する態勢を続け、半年度前年同期比の2011年下半期以来の最高成長率を記録し、外貿成長の協調性が引き続き向上している。その中、第1四半期の輸出入額は21.6%上昇し、第2四半期は17.9%上昇した。当面、中国貿易の構造が最適化され、品質の利益が改善され、新しい動力が積み重ねている。税関は外貿成長を安定させる政策措置を着実に貫き、実施し、外貿の持続的な回復と好転を促進する。

  四代要素が外貿の回復と好転を促進

  黄頌平氏によると、今年の上半期、世界経済が穏やかに回復し、国内経済が安定さの中で好転していた。外需の回復し、経済の安定、価格の上昇、政策効果などの四大要素は上半期の外貿の回復と好転を推進している。

  外部需要の回復は輸出数の増加をもたらし、輸出総額の成長に対する貢献も著しい。世界銀行の最新の世界経済に対する予測によると、世界経済の成長率は2016年の2.4%から今年の2.7%に加速する見込みだ。国際通貨基金組織の今年の世界経済成長率に対する予測も年初より少し引き上げた。世界経済は回復する態勢を続け、国際市場需要が改善され、中国の輸出額が8.9%上昇するように促進した。

  国内経済が安定さの中で好転し、輸出額の持続的な増加を促進した。今年の上半期、国内経済が安定さの中で好転し、6月、製造業のPMIは51.7で、11ヶ月連続で景気区間にある。国内経済の回復は輸入需要の増加を刺激し、上半期、中国の輸入額が全体的に11.6%上昇した。

  大口商品価格の上昇は輸入、輸出の成長を促進した。上半期、国際大口商品の値上げに影響され、中国の鉄砂輸入額が55%、原油が47.9%、銅が29.5%、石炭が86.3%上昇し、中国の輸入額が12.7%上昇するように促進した。また、輸入価格の上昇は国内生産によって輸出段階に伝導され、輸出額が5.6%上昇するように促進した。

  また、外貿成長を安定させる各政策措置の効果が引き続き現れ、上半期、外貿輸出入額の回復と好転に対して重要な推進役としての役割を果たした。

  外貿の構造の改善、品質・効果の向上などの新しいハイライトが現れ

  黄頌平氏の分析では、上半期、中国外貿の輸出入額は規模が拡大するのみならず、構造の改善、品質・効果の向上などの面でも新しい変化とハイライトが現れている。

  貿易構造が引き続き最適化、改善された。一、貿易方式がより合理的になった。一般貿易輸出入額は20.5%上昇し、中国外貿総額の56.7%を占め、前年同期比で0.4%上昇した。二、輸出入額がより多元的になった。上半期、欧米日などの伝統的な市場に対する輸出入額は18.9%上昇し、ロシア、パキスタン、ポーランド、バングラデシュなどの「一帯一路」沿線国家に対する輸出入額はそれぞれ33.1%、14.5%、24.6%と15.5%上昇した。三、内的動力がより強くなった。民間企業の輸出入額は20.6%上昇し、中国外貿総額の38.2%を占め、前年同期比で0.3%上昇した。

  製品の良質な輸出入の面でも進展を成し遂げた。輸出の面では、上半期、中国の紡績服装などの七類の伝統的な労働集約型製品の輸出は12.9%上昇し、比較的に良い伝統的な競争の優位性を依然として保っている。また、供給側の構造的改革の推進、一連の税費削減政策の実施、企業の自主的革新能力の強化、ミドル・ハイエンド製造業が経済に対する支援力の向上につれて、一部の高い付加価値を持つ機電製品と装備製造製品の輸出はいずれも良好な態勢を持っている。その中、自動車の輸出が32.5%、船舶が25.1%、電動機および発動機が6.5%、医療機械が12.7%、無人機が93.4%上昇した。輸入の面では、構造の最適化、輸入政策の拡張政策の効果が現れ、エネルギー資源性製品の輸入は安定に成長している。

  黄頌平氏によると、未来、中国は技術、ブランド、品質、サービスを中核とする外貿競争の優位性の育成をより重視し、外貿発展の品質と効果・利益を向上し続けることによって、対外貿易の持続的、健康な発展を実現する。

  下半期、輸出入によい勢いを維持する見込みがあり

  黄頌平氏によると、下半期、中国外貿の輸出入によい勢いを維持する見込みがある。外貿構造が引き続き改善され、輸出入が依然としてプラス成長を維持する。外貿発展は次のような有利な条件を持っている。

  世界経済は深い調整の中で緩やかに回復し、世界銀行の予測では、2017年、発達経済体は1.9%に成長し、新興市場と発展中の経済体は4.1%に加速し、世界貿易成長は2016年の2.5%から4%まで上昇した。経済協力開発機構が公表した総合的先導指標も、未来の6-9月、OECD国家経済が全体的に安定成長する態勢を示すことを予知している。国際市場の回復は中国の輸出に有利だ。

  中国外貿輸出先導指数は引き続き好転している。6月、中国外貿輸出先導指数は41.5.前月比で0.4%上昇し、すでに8ヶ月連続で安定さの中で好転し、第3四半期、中国の輸出が引き続き好転する態勢を維持することを予知している。

  外貿発展の新動力が引き続き集まっている。民間企業の輸出入の成長率は全体の成長率を上回った。外貿商品構造が改善され、一部の高い付加価値を持つ機電製品の輸出が高速成長し、中西部地区の外貿の成長率が加速している。

  市場多元化の潜在力が大きい。上半期、中国と「一帯一路」沿線国家の輸出入額が23.4%上昇し、同期、中国とラテンアメリカ国家の輸出入額が前年同期比で28.4%上昇し、アフリカ国家との輸出入額が前年同期比で28.3%上昇した。全体的にみれば、新興市場を拡張する潜在力がまだ大きい。

  黄頌平氏によると、下半期、中国の外貿も一部の不利の要素に直面している。たとえば、国際市場は不安定、不確定性を持ち。輸出入全体の成長率は基数向上に影響され、国際市場の競争がより激しくなった。しかし、中国外貿が安定さの中で好転する基本面に変わりがなく、大きなリスクが生じない限り、引き続きの努力で、下半期、中国外貿の輸出入には、安定さの中で好転する態勢を続ける見込みがある。

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