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経済が安定しながら動いた態勢は更に明かになり(データ読み・経済動きの軌跡を見よ)

発表時間:2017-06-26 | 字体拡大 | 字体縮小

著者:杜海涛 | 出所:『人民日報』

  中国物流購買連合会(China Federation of Logistics & Purchasing Alliance Network)、国家統計局サービス業調査センターは31日発表した5月の中国制造業購買担当者指数(PMI)が51.2%で、先月と同じレベルである。主要項目別指数を見ると、製品在庫指数、仕入価格と出荷価格指数の下落が著しく、下降幅は1%を上回って、その他の指数が変化があまり変わっていなかった。PMI指数は、現在経済の動きが引き続き安定しながら好調に向かっていると示した。

  経済成長が短期的に高い伸びから下落して全体とし安定に向かう気配

  13項目の指数を見て、前月比、5月の輸出注文状指数、注文残高指数、原材料在庫指数、就業者指数、生産活動予期指数が小幅に上昇し、新注文書指数が前月と同じ水準で推移して、その他の7つの指数は幾らか下がった。下がった指数の中で、完成品在庫指数、原材料購入価格指数、出荷価格指数の下降幅を1%を上回って、その他の4つの指数の下降幅は1%以内にとどまる。

  国務院発展研究センターの研究員張立群は次のように考えて、4月の下降に続いて、5月のPMIは前月と同じレベルで、かつ10ヵ月連続して栄枯線以上で維持し、経済成長の態勢が安定に向かうことがいっそう明らかになった。経済成長は短期的に高い伸びから下降した傾向が全体的に安定に転じている態勢になった。

  市場の全体の需給関係が良好だ。供給と需要の態勢は基本的に安定で、比較的均衡だった。5月の生産指数が53.4%で、4月比やや0.4ポイント下回って、8ヵ月連続して53%以上維持した。新注文書指数は52.3%で、4月と同じレベルで、8ヵ月連続して52%以上で維持した。現在、生産指数と新注文書指数のギャップが1ポイント前後縮小し、比較的合理的な状態にあり、市場の出清に有利で、供給の質を改し善、資源要素の合理的移動と最適化配置を促進している。

  企業の生産経営の情勢が良好だ。大型企業のPMIが相対的により高いレベルで維持し、2016年6月以来ずっと51%以上で推移して、最近2ヵ月間やや下降した。中型企業のPMIは、今年以来ずっと50%以上で維持し、5月、明らかに上昇し、51.3%に達し、4月比1.1%上昇した。小型企業のPMIが3ヵ月連続して上昇し、4月50%に上がって、5月51%に達し、ここ5年来の最高値を記録した。

  「企業の全体の生産経営情況が良好で、マクロ経済環境が持続的に安定して好調に向かったのは、市場が改善されたためだった一方、政策が有利なのからだ」と中国物流情報センターのアナリスト陳中涛は言った。政府の企業に対する減税の度合いが絶えず増大し、2016年度企業減税額が5700数億元、2017年、また3500億元前後減らす予定である。4月19日開催された国務院常務会議が、一連の減税措置を出すとともに、具体的なタイムテーブルを提供した。それによって実体経済のコストダウンにつながり後続力の増大が推進される。これらの政策・措施は企業に真の実益をもたらして、市場の活力を引き出した。

  業界のファンダメンタルズが良好だ。業界PMIの動を見ると、5月、制造業PMI調査では21の業界の大きな門類の中から、14の業界のPMIが4月比上昇した。その中の消費財業界のPMIの上昇は最も顕著で、全体のレベルは1.6%上昇し、53.8%に達した。装置制造業、ハイテク産業、消費財業界のPMIは比較的に高いレベルを維持し、52%以上に達し、制造業の全体的安定のために比較的に際立った支える役割を発揮した。

  消費駆動のリード的役割が引き続き増強

  5月、中国の非制造業ビジネス活動指数は54.5%で、前期比0.5%上昇した。そのうち、新注文状、新輸出注文状と業務活動予見指数が前期比幾らか上昇し、上昇幅は0.4~1.4%となり、その他の主要な指数は前期比幾らか下がったが、下降幅は0.1~1.4%となった。

  中国物流購買連合会副会長蔡進が次のように考えた。5月、中国の非制造業ビジネス活動指数は8ヵ月連続して54%以上に維持して、非制造業経営活動の伸び率増が示され、経済構造の最適化・高度化の原動力が更に強くなると物語った。特に小売販売業ビジネス活動指数は大幅に上昇して、ネット消費関連の郵便配達活動の急成長傾向に続いて、宿泊・観光地サービス業など観光消費関連業界指数が引き続き上昇し、大衆消費が活発になったことを反映して、消費駆動のリード的役割が引き続き強くなった。

  1、住民消費を反映する小売販売業ビジネス活動指数と新注文状指数が前月比かなり大幅に上昇し、1~5月の平均レベルは前年同時期比明らかに改善された。2、ネット消費関連便配達活動の急成長傾向に続いて、ビジネス活動指数と新注文状指数はみな60%以上に上がった。3、宿泊・観光地サービス業など観光消費関連業界指数が引き続き活発で、指数は連続2ヵ月前月比上昇した。

  「総じて言えば、経済情勢の安定化に従って、供給側構造改革を推し進め、市場活力の引き出し、経済の原動力の増強の一連の政策・措施による効果が続々と現れ、経済の動き態勢が昨年後半から持続的に安定しながら好調に向ってきた」と。陳中涛は、「現在、一方では、価格の動きが安定的に維持し、価格の反落が速すぎて、企業の生産経営活動の積極性を抑えることを避けるよう意を注ぎ、他方で、市場ニーズの安定と大企業の生産経営活動の安定維持を念頭に置き、引き続き経済構造の調整とパターン転換・高度化を推し進めるべきであだ」。

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