習近平氏、南京大の若手学者に返信

出所:http://jp.news.cn | | 発表時間:2022-05-20

 【新華社北京5月20日】習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は18日、留学から帰国した南京大学の若手学者に返信し、強い期待を寄せた。

 習近平氏は返信で次のように述べた。皆さんが李四光(り・しこう)、程開甲(てい・かいこう)氏ら一世代上の科学者を手本に海外で学業を終えた後帰国して科学教育事業に身を投じ、それぞれの持ち場で祖国に報い人民に奉仕するよう努力し、大きな成果を収めていることを知り、喜びと安堵(あんど)を覚えている。南京大学建学120周年に当たり、皆さんに、そして全学の教職員、多くの同窓生に、心からの祝意とあいさつを送りたい。

 習近平氏はまた、次のように強調した。皆さんは手紙の中で、偉大な時代に巡り合ったのは人生の幸せであり、留学から帰国した青年は「国家の事業」を思い、「国家の責任」を担わなければならないと述べていたが、大変よい言葉である。同志の皆さんが留学して国に報いるという栄えある伝統を大いに発揚し、国家に報い、人民に奉仕することを自覚的な追求目標とし、立徳樹人(徳を重んじて人を育てる)の堅持、科学技術の自立自強の推進でさらによい成績を上げ、文化への自信を強め、中国のことをしっかり語る模範を目指し、現代的社会主義国家の全面的建設、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現のために積極的に英知と力をささげるよう望む。

 南京大学の前身は1902年に創設された三江師範学堂で、50年に正式に南京大学と命名された。建学から120年、数多くの留学帰国者が南京大学で国に報い民に尽くす奮闘の足跡を残してきた。李四光、程開甲両氏らはその中の傑出した代表。2012年11月に開かれた中国共産党第18回全国代表大会以降、海外で学業を終えて帰国し南京大学に奉職する若手学者の代表120人がこのほど、習近平総書記に手紙を出し、学問教育・人材育成、科学研究・イノベーションなどの業務で感じたことを報告し、優れた伝統を広く発揚し強国の使命を担う確固たる決意を伝えていた。


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