第１回大国職人革新交流大会開幕　習近平氏が祝意

　【新華社北京４月２８日】中国の第１回大国職人革新（イノベーション）交流大会が２７日午前、北京で開幕した。習近平（しゅう・きんぺい）中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は祝賀書簡を送り、大会の開催に熱い祝意を表すとともに、メーデーが間もなく訪れるにあたり、党中央を代表して広範な技能人材と労働模範に真心こもるあいさつを寄せ、広範な勤労大衆に祝日の祝意を述べた。

　習近平氏は次のように強調した。技術労働者陣は中国製造（メード・イン・チャイナ）、中国創造（クリエーテッド・イン・チャイナ）を支える重要な力である。わが国の労働者階級と広範な勤労大衆は労働模範精神、勤労精神、職人精神を大いに広く発揚し、現在の世界の科学技術革命と産業変革の必要に応え、刻苦勉励し、研さんを積み、勇敢に新しい道を切り開き、敢然と人に先んじ、技術・技能水準を絶えず高めて、質の高い発展をはかり、製造強国戦略を実施し、近代的社会主義国家を全面的に建設するために知恵と力で貢献しなければならない。各級党委と政府は産業労働者陣の構築・改革を深化させ、技術労働者陣の役割発揮を重視し、彼らの革新的な才能と知恵を十分にほとばしらせなければならない。

　開幕式の席上、全国人民代表大会（全人代）常務委副委員長で中華全国総工会（労組全国組織）主席の王東明（おう・とうめい）氏が習近平氏の祝賀書簡を読み上げるとともにスピーチを行った。

　第１回大国職人革新交流大会は中華全国総工会が主催し、テーマは「技能強国、革新に我あり」で、オンラインと会場を組み合わせた形で大国の職人に代表される広範な労働者の奥が深い技能と革新成果を展示し、広範な高技能人材のために交流の場を設ける。