2018年8月CPI、PPIは安定の中で上ぶれ

出所:国家統計局 2018-09-10 | | 発表時間:2019-01-30

  

  本日、国家統計局は2018年8月消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)のデータを公表した。それに対して、国家統計局城市司の縄国慶・高級統計師は次のように分析している。

  一、CPIは前月比、前年同期比で微上昇

  前月比からみれば、CPIは0.7%上昇、伸びが前月から0.4ポイント加速した。主に食品の値上げに影響された。食品価格は2.4%上昇、伸びが前月から2.3ポイント加速した。そのため、CPIは0.46ポイント上昇した。そのうち、高温・多雨天気の影響を受け、野菜価格は9.0%上昇、伸びが前月から7.3ポイント加速した。そのため、CPIは0.21ポイント上昇した。華北、東北、山東などの地域は台風の北進による豪雨に影響され、遼寧、吉林、山東の野菜価格は29.7%、22.3%、21.8%上昇、天津、北京、黒竜江は16.1%、15.2%、14.6%上昇した。今年の夏は高温天気が長く続き、豚の成長周期が長引き、一部の地域にブタコレラが発生し、市場供給がやや不足なため、豚肉価格は6.5%上昇、伸びが前月から3.6ポイント加速した。そのため、CPIは0.14ポイント上昇した。高温天気も産卵率に影響をもたらした。学校が始まり、中秋節も近づき、卵に対する需要が増加したため、卵価格は13.7%上昇、前月から横ばいとなった。そのため、CPIは約0.07ポイント上昇した。非食品価格は0.2%上昇、伸びが前月から0.1ポイント減速したため、CPIは約0.20ポイント上昇した。そのうち、家賃の値上げで住宅価格は0.5%上昇、医療保健価格は0.4%上昇、夏休みに出かける人が多いため、航空券、ホテルの宿泊、旅行価格は1.8%、1.2%、0.5%上昇、精製油の価格調整でガソリンとディーゼルオイル価格はいずれも0.3%上昇した。

  前年同期比からみれば、CPIは2.3%上昇、伸びが前月から0.2ポイント加速した。1-8月、CPIは平均で2.0%上昇、1-7月の平均値と横ばいとなり、安定する態勢を示した。食品価格は1.7%上昇、そのため、CPIは0.33ポイント上昇した。そのうち、卵、野菜と果物価格はそれぞれ10.3%、4.3%、5.5%上昇したため、CPIは0.25ポイント上昇した。牛肉、羊肉、鳥肉価格はそれぞれ3.3%、13.3%と5.5%上昇したため、CPIは約0.13ポイント上昇した。豚肉価格は4.9%低下、下げは引き続き縮小したため、CPIは約0.12ポイント低下した。食用油価格は0.6%低下したため、CPIは約0.01ポイント低下した。非食品価格は2.5%上昇したため、CPIは約1.98ポイント上昇した。そのうち、ガソリンとディーゼルオイル価格が19.8%と22.0%、旅行価格が5.6%、医療保健価格が4.3%、教育サービス価格が2.8%、住宅価格が2.5%上昇したことは大きな影響をもたらした。食品とエネルギー価格を除いたコアCPIは前月から2.0%上昇、伸びは前月からあ0.1ポイント加速した。推算によると、8月2.3%の前年同期比の伸びのうち、去年の価格変動の影響が約1.0%、新しい値上げ要素の影響が約1.3%だっだ。

  二、PPI前月比の伸びは加速、前年同期比の伸びは減速

  前月比からみれば、PPIは0.4%上昇、伸びが前月から0.3%加速した。生産資料価格は0.5%上昇、伸びが前月から0.4%加速した。生活資料価格は0.3%上昇、伸びが前月から0.1%加速した。調査された40つの業界のうち、価格が上昇したのは30つ、横ばいとなったのは4つ、低下したのは6つだった。主な業界の中では、伸びが加速したものは次のようになる。鉄金属の製錬と圧延加工業は2.1%上昇、前月から1.6ポイント加速した。石油、石炭及びほかの燃料加工業は1.7%上昇、0.8ポイント加速した。化学原料と化学製品製造業価格は0.6%上昇した。非鉄金属の製錬と圧延加工業価格は0.1%低下、下げが前月から1.5ポイント減速した。

  前年同期比からみれば、PPIは4.1%上昇、伸びは前月から0.5%減速した。1-8月、PPIは平均で4.0%上昇、1-7月の平均伸び率と横ばいとなり、安定な態勢を示した。生産資料価格は5.2%上昇、伸びが前月から0.8%加速した。生活資料価格は0.7%上昇、伸びが前月から0.1ポイント加速した。主な業界の中では、伸びが減速したものは次のようになる。石油と天然ガス採掘業は39.6%上昇、伸びが前月から2.5ポイント減速した。石油、石炭及びほかの燃料加工業は22.7%上昇、前月から1.9ポイント減速した。鉄金属の製錬と圧延加工業は9.5%上昇、前月から2.8ポイント減速した。石炭採掘業と洗鉱業は5.7%上昇、前月から1.3ポイント減速した。非鉄金属の製錬と圧延加工業価格は1.2%上昇、前月から3.8ポイント減速した。上述の五大業界の影響で、PPIの前年同期比の伸びは0.46ポイント減速した。伸びが加速したのは化学繊維製造業、6.9%上昇、前月から1.3ポイント加速した。推算によると、8月4.1%の前年同期比の伸びのうち、去年の価格変動の影響が約3.0%、新しい値上げ要素の影響が約1.1%だっだ。