2018年7月製造業購買担当者指数と非製造業景気指数は拡張態勢を続け

出所:国家統計局2018-07-31 | | 発表時間:2018-08-15

  2018年7月31日、国家統計局サービス業調査センターと中国物流と仕入連業界は共同で中国購買担当者指数を公表した。それに対して、国家統計局サービス業調査センターの高級統計師の趙慶河氏は次のように解読している。 

  2018年7月、中国購買担当者指数は安定を維持していた。近日、豪雨・台風・高温が頻繁に発生し、国際貿易摩擦が激化し、一部の業界が伝統的なシーズオフに入ったため、購買担当者指数が波動していたが、運行が基本的に安定しており、中国経済が全体的に拡張態勢を維持していた。 

  一、製造業購買担当者指数は安定を維持している 

  7月、製造業PMIは51.2%で、前月比で0.3%下落したが、5か月連続で51.0%以上を保ち、製造業は引き続き安定を維持していた。今月の主な特徴は次のようになっている。一、製造業のほとんどの業界は拡張態勢を維持していた。調査された21つの業界の中、14つの業界のPMIは拡張していた。そのうち、医薬製造業、専用設備製造業、鉄道船舶航空航天設備製造業と電気機械器材製造業のPMIは53.0%以上を保ち、高速成長を実現した。二、供給と需要が引き続き上昇し、成長率が少し緩和した。今月、悪い天気の影響を受け、一部の地域の一部の工業・採鉱業企業が生産を停止し、一部の企業が設備検査と技術改造期に入り、生産活動と市場需要は全体的に緩和した。生産指数と新規注文指数はそれぞれ53.0%と52.3%で、先月を0.6%と0.9%下回った。三、住民の消費レベルが向上し、消費品製造業が拡張を加速させていた。消費品製造業のPMIは52.4%で、先月より0.6%上昇し、製造業全体を1.2%上回った。業界別から見れば、食品と酒・飲料・製茶製造業、紡績・服装・服飾業などの業界のPMIは53.0%以上を保ち、高速成長を維持した。四、価格の上昇幅が低下し、一部の企業が持つコスト上げのストレスが緩和された。主要な原材料購入価格指数と物価指数は54.3%と50.5%で、先月を3.4%と2.8%下回り、連続に上昇した後、少し下落した。そのうち、黒色金属の製錬と圧延加工業、有色金属の製錬と圧延加工業という二つの価格指数はいずれも明らかに低下した。五、為替レートの波動が明らかに拡大し、輸出入指数が下落した。調査結果によると、今月、人民元の為替レートの波動が生産経営に影響をもたらしたと反映した企業の割合は前月比で3.1%上昇した。最近の国際貿易摩擦の激化などの影響で、一部の企業の輸出注文と原材料輸入は少し下落し、新規輸出注文指数と輸入指数はそれぞれ49.8%と49.6%で、いずれも臨界値を下回った。 

  調査結果によると、企業資金及び雇用のピンチが緩和された。今月、資金不足を反映した企業の割合は39.9%で、4か月連続で上昇した後、今月は少し下落した。また、労働力のコストが高く、労働力の供給が不足と反映した企業の割合は38.7%と15.6%で、先月を1.0%と1.4%下回った。 

  企業規模からみれば、大手企業のPMIは52.4%で、先月を0.5%下回ったが、引き続き拡大していた。中、小企業のPMIは49.9%と49.3%で、臨界値を下回ったが、前年同期比で0.3%、0.4%上昇した。 

  二、非製造業景気指数は比較的に高速成長を維持している 

  7月、非製造業景気指数は54.0%で、先月を1.0%下回り、連続11か月で54.0%以上の成長率を維持している。それは、非製造業が引き続き高速成長を維持していることを現している。 

  サービス業は引き続き拡張している。サービス業の景気指数は53.0%で、最近穏やかに上昇した後、今月は1.0%下落し、サービス業の成長率は少し緩和した。調査された20つの業界のうち、15つの業界の景気指数は拡張していた。そのうち、鉄道運輸、航空運輸、電信などの業界の景気指数はいずれも60.0%以上を保ち、業務総量が比較的に高速成長していた。製造業生産活動の緩和と台風・豪雨の影響によって、生産性サービス業と物流業の景気指数はそれぞれ55.8%と52.8%で、先月を1.9%と5.7%下回り、業務総量の成長率が少し緩和した。市場需要の拡張に促進され、サービス業の価格は少し回復し、投入品価格指数と販売価格指数はそれぞれ53.2%と51.6%で、いずれも先月を1.1%上回り、そのうち、販売価格指数は今年2月以来の最高値を記録した。 

  建築業の景気指数は高い値で回復した。7月に入ってから、高温と豪雨天気の影響で、建築業生産経営活動は少し緩和した。今年の景気指数は59.5%で、先月を1.2%下回った。需要と所期からみれば、建築業の新規注文指数と業務活動所期指数はそれぞれ56.4%と64.1%で、先月を3.8%と0.5%上回った。建築業市場は需要が穏やかに成長し、所期が引き続き好転している。 

  三、総合的PMI産出指数の拡張は緩和され 

  7月、総合的PMI産出指数は53.6%で、先月を0.8%下回り、中国企業当期の生産経営活動が全体的に拡大しているが、速度が少し緩和したことを現している。そのうち、PMI産出指数を構成する製造業生産指数と非製造業景気指数はそれぞれ53.0%と54.0%で、前月比でいずれも少し下落した。 

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